与えられた式を計算し、簡略化する問題です。式は $\frac{\sqrt{5}}{\sqrt{3}-1} - \frac{\sqrt{3}}{\sqrt{5}+\sqrt{3}}$ です。

代数学式の計算有理化平方根
2025/7/8

1. 問題の内容

与えられた式を計算し、簡略化する問題です。式は
53135+3\frac{\sqrt{5}}{\sqrt{3}-1} - \frac{\sqrt{3}}{\sqrt{5}+\sqrt{3}}
です。

2. 解き方の手順

まず、各項の分母を有理化します。
第1項の分母を有理化します。分母31\sqrt{3}-1の共役複素数である3+1\sqrt{3}+1を分子と分母に掛けます。
531=5(3+1)(31)(3+1)=15+531=15+52\frac{\sqrt{5}}{\sqrt{3}-1} = \frac{\sqrt{5}(\sqrt{3}+1)}{(\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}+1)} = \frac{\sqrt{15}+\sqrt{5}}{3-1} = \frac{\sqrt{15}+\sqrt{5}}{2}
第2項の分母を有理化します。分母5+3\sqrt{5}+\sqrt{3}の共役複素数である53\sqrt{5}-\sqrt{3}を分子と分母に掛けます。
35+3=3(53)(5+3)(53)=15353=1532\frac{\sqrt{3}}{\sqrt{5}+\sqrt{3}} = \frac{\sqrt{3}(\sqrt{5}-\sqrt{3})}{(\sqrt{5}+\sqrt{3})(\sqrt{5}-\sqrt{3})} = \frac{\sqrt{15}-3}{5-3} = \frac{\sqrt{15}-3}{2}
上記の2つの項を元の式に代入します。
15+521532=(15+5)(153)2=15+515+32=5+32\frac{\sqrt{15}+\sqrt{5}}{2} - \frac{\sqrt{15}-3}{2} = \frac{(\sqrt{15}+\sqrt{5})-(\sqrt{15}-3)}{2} = \frac{\sqrt{15}+\sqrt{5}-\sqrt{15}+3}{2} = \frac{\sqrt{5}+3}{2}

3. 最終的な答え

5+32\frac{\sqrt{5}+3}{2}

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