(1) ∣OA∣ と ∣OB∣ を求める。 ベクトルの大きさは、各成分の2乗の和の平方根で計算される。
∣OA∣=32+12=10 ∣OB∣=12+22=5 (2) OA⋅OB を求める。 ベクトルの内積は、対応する成分の積の和で計算される。
OA⋅OB=(3)(1)+(1)(2)=3+2=5 (3) ∠AOB を求める。 cosθ=∣OA∣∣OB∣OA⋅OBの関係を利用する。 cos∠AOB=1055=505=525=21 よって、∠AOB=4π=45∘ (4) △OAB の面積を求める。 △OAB=21∣OA∣∣OB∣sin∠AOBの関係を利用する。 △OAB=21105sin45∘=215021=215221=25 または、
△OAB=21∣(3)(2)−(1)(1)∣=21∣6−1∣=25 (5) 一般に △OPQ=21∣OP∣2∣OQ∣2−(OP⋅OQ)2 であることを証明する。 △OPQ=21∣OP∣∣OQ∣sinθ (△OPQ)2=41∣OP∣2∣OQ∣2sin2θ sin2θ=1−cos2θ=1−(∣OP∣∣OQ∣OP⋅OQ)2 (△OPQ)2=41∣OP∣2∣OQ∣2(1−(∣OP∣∣OQ∣OP⋅OQ)2) (△OPQ)2=41(∣OP∣2∣OQ∣2−(OP⋅OQ)2) △OPQ=21∣OP∣2∣OQ∣2−(OP⋅OQ)2