放物線 y=x2−1 と円 x2+y2=r2 の交点を求める。 x2=y+1 を x2+y2=r2 に代入して、 y+1+y2=r2 y2+y+(1−r2)=0 この2次方程式の判別式をDとすると、
D=12−4(1−r2)=1−4+4r2=4r2−3 この2次方程式の解は、y=2−1±4r2−3 である。 y=x2−1 より、y≥−1 である。 y=2−1−4r2−3 について、2−1−4r2−3≥−1 を満たす必要があるので、 −1−4r2−3≥−2 1≥4r2−3 1≥4r2−3 −1≤r≤1 r>0 より、0<r≤1 y=2−1+4r2−3 について、2−1+4r2−3≥−1 を満たす。 共有点の個数が最大となるのは、2次方程式が2つの異なる実数解を持つときである。
したがって、D=4r2−3>0 より、4r2>3 r2>43 r>23 また、y<r でなければならない。 y=2−1+4r2−3<r −1+4r2−3<2r 4r2−3<2r+1 4r2−3<4r2+4r+1 −3<4r+1 共有点が4つになる条件は、2つの異なるyの値に対して、それぞれ2つのxの値が存在することである。 y=x2−1 より、x=±y+1 である。 y>−1 の範囲に2つの異なる解を持つ必要がある。 r>23 のとき、y の解は2つ存在する。 y1=2−1−4r2−3 y2=2−1+4r2−3 y1>−1 のとき、0<r≤1 y2>−1 は常に成り立つ。 −1<y1<y2<r を満たす必要がある。 r=2 のとき、共有点は4つになる。 最終的には、放物線と円が接する条件から考えるのが良い。放物線と円が接する時、2つの共有点が一致し、共有点の個数は3となる。
放物線と円が4つの共有点を持つためには、r はある範囲にある必要がある。 共有点の個数が最大となるのは、放物線と円が4つの交点を持つ場合である。これは、r=2 付近で発生する。 y2+y+1−r2=0 r>23 放物線の頂点(0, -1) が円の内部にある時、共有点は4つになる可能性がある。
頂点までの距離がrより小さいとき、r>1 したがって、1<r<2