面積が2つの円の面積の和となる円を作るとき、その円の半径を小数第1位まで求める。ただし、2つの円の半径は問題文からは不明である。ここでは2つの円の半径がそれぞれ3cmと4cmであると仮定して問題を解く。

幾何学面積半径三平方の定理
2025/7/10

1. 問題の内容

面積が2つの円の面積の和となる円を作るとき、その円の半径を小数第1位まで求める。ただし、2つの円の半径は問題文からは不明である。ここでは2つの円の半径がそれぞれ3cmと4cmであると仮定して問題を解く。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの円の面積を計算する。
半径3cmの円の面積は、3×3×π=9π3 \times 3 \times \pi = 9\pi 平方cm。
半径4cmの円の面積は、4×4×π=16π4 \times 4 \times \pi = 16\pi 平方cm。
2つの円の面積の和は、9π+16π=25π9\pi + 16\pi = 25\pi 平方cm。
面積が25π25\pi平方cmの円の半径をrとすると、r2×π=25πr^2 \times \pi = 25\pi
両辺をπ\piで割ると、r2=25r^2 = 25
rは正の数なので、r=25=5r = \sqrt{25} = 5
よって、新しい円の半径は5cm。
半径がaとbである円の面積の和に等しい面積を持つ円の半径をrとする。
それぞれの面積はπa2\pi a^2πb2\pi b^2となる。
これらの和はπa2+πb2=π(a2+b2)\pi a^2 + \pi b^2 = \pi(a^2 + b^2)となる。
したがって、半径rを持つ円の面積πr2\pi r^2は、πr2=π(a2+b2)\pi r^2 = \pi(a^2 + b^2)となる。
これから、r2=a2+b2r^2 = a^2 + b^2が得られ、したがって、r=a2+b2r = \sqrt{a^2 + b^2}となる。
半径が3cmと4cmの円の場合、r=32+42=9+16=25=5r = \sqrt{3^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5cmとなる。

3. 最終的な答え

5.0 cm

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