(1) 不等式 x2−2x−8>0 を解く。 x2−2x−8=(x−4)(x+2)>0 よって、x<−2 または 4<x ア = -2, イ = 4
(2) 不等式 x2−2x+1≤a を解く。 x2−2x+1=(x−1)2=∣x−1∣≤a −a≤x−1≤a 1−a≤x≤1+a ウ = 1, エ = 1
(3) (1)と(2)を満たす整数がちょうど4個となる a の範囲を求める。 x<−2 または 4<x かつ 1−a≤x≤1+a 1−a≤x≤−3 または 5≤x≤1+a となる整数が合わせて4個となる。 1−a≤x<−2 の範囲に整数があるためには、1−a<−2 つまり 3<a が必要。 また、4<x≤1+a の範囲に整数があるためには、4<1+a つまり 3<a が必要。 1−a≤x<−2 を満たす整数は −3,−4,−5,… 4<x≤1+a を満たす整数は 5,6,7,… 1−a≤−3 つまり 4≤a のとき、−3 が含まれる。 5≤1+a つまり 4≤a のとき、5 が含まれる。 合計で4個となるためには、以下の2通りが考えられる。
(a) 1−a≤x<−2 の範囲に2個、4<x≤1+a の範囲に2個。 (b) 1−a≤x<−2 の範囲に3個、4<x≤1+a の範囲に1個。またはその逆。 (a) 1−a≤x<−2 に整数−3,−4が入る場合、1−a≤−4 つまり 5≤a。 1−a<−5 つまり 6<a ならば、−5 も入る。 4<x≤1+a に整数5,6が入る場合、1+a≥6 つまり 5≤a。 1+a<7 つまり a<6 ならば、7 が入らない。 したがって、5≤a<6 ならば、整数は−3,−4,5,6 の4個となる。 (b) 1−a≤x<−2 に整数−3,−4,−5が入る場合、1−a≤−5 つまり 6≤a。 4<x≤1+a に整数5が入る場合、1+a≥5 つまり 4≤a。 1+a<6 つまり a<5 ならば、6 が入らない。 5≤a<6 で4個になるので、 オ = 5, カ = 2, キ = 1, ク = 6