集合 $A = \{x \mid -1 < x \le 2\}$、集合 $B = \{x \mid 1 < x \le 4\}$ について、以下の集合を求めます。 (1) $A \cap B$ (2) $A \setminus B$ (3) $A \cap \overline{B}$ 選択肢の中から適切なものを選びます。

その他集合集合演算補集合共通部分差集合
2025/7/8

1. 問題の内容

集合 A={x1<x2}A = \{x \mid -1 < x \le 2\}、集合 B={x1<x4}B = \{x \mid 1 < x \le 4\} について、以下の集合を求めます。
(1) ABA \cap B
(2) ABA \setminus B
(3) ABA \cap \overline{B}
選択肢の中から適切なものを選びます。

2. 解き方の手順

(1) ABA \cap B は、AABB の両方に含まれる要素の集合です。
AA の範囲は 1<x2-1 < x \le 2 であり、BB の範囲は 1<x41 < x \le 4 です。
両方を満たす範囲は 1<x21 < x \le 2 となります。
選択肢の中からこの範囲に含まれる数を選びます。
選択肢は2, 3です。したがって、AB={x1<x2}A \cap B = \{x \mid 1 < x \le 2\}{x2x3}\{x \mid 2 \le x \le 3\}と書けます。選択肢から適切な数を選ぶと、1には2、3には3が入ります。4には4が入ります。
(2) ABA \setminus B は、AA に含まれるが、BB には含まれない要素の集合です。
AA の範囲は 1<x2-1 < x \le 2 であり、BB の範囲は 1<x41 < x \le 4 です。
AA に含まれていて、BB に含まれていない範囲は 1<x1-1 < x \le 1 です。
選択肢の中からこの範囲に含まれる数を選びます。
AB={x1<x1}A \setminus B = \{x \mid -1 < x \le 1\} なので、5566には該当する選択肢がありません。ABA \setminus B に属する数は存在しないため、5566に入る数はありません。7には5が入ります。8には1が入ります。
(3) ABA \cap \overline{B} は、AA に含まれ、かつ BB の補集合に含まれる要素の集合です。
B\overline{B} は、BB に含まれない要素の集合で、 x1x \le 1 または x>4x > 4 です。
AA の範囲は 1<x2-1 < x \le 2 なので、ABA \cap \overline{B}1<x1-1 < x \le 1 となります。
選択肢の中からこの範囲に含まれる数を選びます。
AB={x1<x1}A \cap \overline{B} = \{x \mid -1 < x \le 1\} なので、991010には該当する選択肢がありません。ABA \cap \overline{B} に属する数は存在しないため、991010に入る数はありません。11には5が入ります。12には7が入ります。13には8が入ります。

3. 最終的な答え

(1) AB={x1<x2}A \cap B = \{x \mid 1 < x \le 2\} の1には2、2には1、3には2、4には4
(2) AB={x1<x1}A \setminus B = \{x \mid -1 < x \le 1\} の5と6には該当する選択肢がありません。7には5、8には1。
(3) AB={x1<x1}A \cap \overline{B} = \{x \mid -1 < x \le 1\} の9と10には該当する選択肢がありません。11には7、12には8、13には9。

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