(1) AP を AB と AC を用いて表す。 与えられた式を書き換えます。
2AP−3(AP−AB)−4(AP−AC)=0 −5AP+3AB+4AC=0 5AP=3AB+4AC AP=53AB+54AC (2) 直線APと直線BCの交点Qについて、Qが線分APをどのように内分するかを求める。
点Qは直線AP上にあるので、AQ=kAP と表せます。(kは実数) AQ=k(53AB+54AC)=53kAB+54kAC 点Qは直線BC上にあるので、53k+54k=1が成り立ちます。 ...これは明らかに間違いです.
APとBCの交点をQとする。
AQ=sAB+tAC とおく。 (s, tは実数) QはBC上にあるので、s+t=1 AP=53AB+54AC と AQ=kAPより、 AQ=53kAB+54kAC s=53k, t=54k s+t=53k+54k=57k=1 よってAQ=75AP したがって、Qは線分APを7:2に内分します。
(3) 三角形PQCの面積が三角形ABCの面積の何倍になるかを求める。
AQ=73AB+74AC よって、AQ=73AB+4ACより、点Qは線分BCを4:3に内分する。 S△ABCS△ABQ=ACAQ×74 S△ABCS△APQ=AQAP=72 ABAQ=75 BCBQ=74 BCCQ=73 S△ABQ=74S△ABC S△ACQ=73S△ABC AQAP=57 なので AQPQ=52 よって S△AQCS△PQC=AQPQ=52 S△PQC=52S△AQC=52×73S△ABC=356S△ABC