命題p: $x^2 = 5$ と 命題q: $x = \sqrt{5}$ が与えられています。命題 $p$ が真であるための命題 $q$ の必要条件、十分条件、必要十分条件、または、いずれでもないかを判断する必要があります。

代数学命題論理必要条件十分条件代数
2025/7/8

1. 問題の内容

命題p: x2=5x^2 = 5 と 命題q: x=5x = \sqrt{5} が与えられています。命題 pp が真であるための命題 qq の必要条件、十分条件、必要十分条件、または、いずれでもないかを判断する必要があります。

2. 解き方の手順

まず、命題p: x2=5x^2 = 5 を解きます。
x2=5x^2 = 5 の両辺の平方根をとると、x=±5x = \pm \sqrt{5} となります。
したがって、命題pが真であるためには、x=5x = \sqrt{5} または x=5x = -\sqrt{5} である必要があります。
一方、命題qは x=5x = \sqrt{5} であることを示しています。
命題qが真であるならば、x=5x = \sqrt{5} であり、このとき x2=(5)2=5x^2 = (\sqrt{5})^2 = 5 なので、命題pは真です。
したがって、命題qは命題pであるための十分条件です。
命題pが真であるならば、x=5x = \sqrt{5} または x=5x = -\sqrt{5} です。
もし、x=5x = -\sqrt{5} であれば、命題q(x=5x = \sqrt{5})は偽です。
したがって、命題pは命題qであるための必要条件ではありません。
命題qは命題pの十分条件であるが、必要条件ではないので、必要十分条件でもありません。

3. 最終的な答え

十分条件

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