与えられた分数の分母を有理化する問題です。分数は $\frac{2}{\sqrt{7} + \sqrt{3}}$ です。

代数学分母の有理化分数平方根
2025/7/8

1. 問題の内容

与えられた分数の分母を有理化する問題です。分数は 27+3\frac{2}{\sqrt{7} + \sqrt{3}} です。

2. 解き方の手順

分母を有理化するために、分母の共役な複素数を分母と分子に掛けます。分母が a+ba + b の形であるとき、共役な複素数は aba - b です。この場合、分母は 7+3\sqrt{7} + \sqrt{3} であり、その共役な複素数は 73\sqrt{7} - \sqrt{3} です。
与えられた分数に7373\frac{\sqrt{7}-\sqrt{3}}{\sqrt{7}-\sqrt{3}}を掛けます。
27+3×7373\frac{2}{\sqrt{7} + \sqrt{3}} \times \frac{\sqrt{7} - \sqrt{3}}{\sqrt{7} - \sqrt{3}}
分子は次のようになります。
2(73)2(\sqrt{7} - \sqrt{3})
分母は次のようになります。
(7+3)(73)=(7)2(3)2=73=4(\sqrt{7} + \sqrt{3})(\sqrt{7} - \sqrt{3}) = (\sqrt{7})^2 - (\sqrt{3})^2 = 7 - 3 = 4
したがって、式は次のようになります。
2(73)4\frac{2(\sqrt{7} - \sqrt{3})}{4}
2と4を約分すると、
732\frac{\sqrt{7} - \sqrt{3}}{2}

3. 最終的な答え

732\frac{\sqrt{7} - \sqrt{3}}{2}

「代数学」の関連問題

次の2次関数のグラフの軸と頂点を求め、グラフを描く問題です。 (1) $y=(x-2)^2$ (2) $y=-2(x+3)^2$

二次関数グラフ頂点放物線
2025/7/8

$a$ は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 4x + 1$ ($0 \le x \le a$) について、以下の問題を解く。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/8

複数の数学の問題が出題されています。具体的には、多項式の割り算の余りを求める問題、3次方程式・4次方程式を解く問題、3次方程式の解に関する問題、座標平面上の点に関する問題、直線の方程式を求める問題があ...

多項式剰余の定理3次方程式4次方程式解と係数の関係複素数座標平面直線の方程式連立方程式
2025/7/8

$a$ は正の定数とします。関数 $y = x^2 - 4ax + 1$ ($0 \le x \le 6$) について、以下の問いに答えます。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/7/8

数列 $\{a_n\}$ が $a_1 = s$ および漸化式 $(n+2)a_{n+1} = na_n + 2$ ($n=1, 2, 3, \dots$) で定められている。 (1) $a_n$ を...

数列漸化式部分分数分解シグマ
2025/7/8

$a$ は正の定数であるとき、関数 $y = x^2 - 2x - 1$ ($0 \leq x \leq a$)について、次の問いに答える。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/8

$a$は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 4x + 1$ について、$0 \le x \le a$ における最小値を求める。

二次関数最大・最小平方完成場合分け
2025/7/8

$a$ は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 4x + 1$ ($0 \le x \le a$) の最大値を求めよ。

二次関数最大値場合分け平方完成
2025/7/8

数列$\{a_n\}$, $\{b_n\}$ が与えられた漸化式 $a_{n+1} = 2a_n + 6b_n$, $b_{n+1} = 2a_n + 3b_n$ (ただし $a_1=1, b_1=1...

漸化式数列特性方程式一般項
2025/7/8

$a$ は正の定数であるとき、関数 $y = -x^2 + 2x + 1$ の $0 \leq x \leq a$ における最大値を求める。

二次関数最大値平方完成場合分け
2025/7/8