方程式を変形して、p=2x3−3x2−12x+4 とする。f(x)=2x3−3x2−12x+4 とおき、y=f(x) のグラフと直線 y=p の交点の x 座標が、正の解2個、負の解1個となるように、p の範囲を求める。 まず、f(x) の導関数を求める。 f′(x)=6x2−6x−12=6(x2−x−2)=6(x−2)(x+1) f′(x)=0 となるのは、x=2 または x=−1 のときである。 増減表を作成すると以下のようになる。
| x | ... | -1 | ... | 2 | ... |
|------|------|------|------|------|------|
| f'(x)| + | 0 | - | 0 | + |
| f(x) | ↑ | 極大 | ↓ | 極小 | ↑ |
x=−1 のとき、f(−1)=2(−1)3−3(−1)2−12(−1)+4=−2−3+12+4=11 x=2 のとき、f(2)=2(2)3−3(2)2−12(2)+4=16−12−24+4=−16 y=f(x) のグラフと直線 y=p が、正の x 座標で2回、負の x 座標で1回交わるためには、極小値 < p < f(0) が必要である。 f(0)=4 であるから、−16<p<4。