(1) 2次方程式 x2−4x−2=0 を解の公式を用いて解く。 x=2(1)−(−4)±(−4)2−4(1)(−2)=24±16+8=24±24=24±26=2±6 a<b より a=2−6, b=2+6 (2) a2+b2=(2−6)2+(2+6)2=(4−46+6)+(4+46+6)=10−46+10+46=20 ba+ab=aba2+b2=(2−6)(2+6)20=4−620=−220=−10 (3) 不等式 ∣x−2a+b∣≤2∣b−a∣ を解く。 a+b=(2−6)+(2+6)=4 b−a=(2+6)−(2−6)=26 よって不等式は ∣x−24∣≤226 ∣x−2∣≤6 −6≤x−2≤6 2−6≤x≤2+6 4<6<9 より 2<6<3. 従って 2−3<2−6<2−2 即ち −1<2−6<0. また 2+2<2+6<2+3 即ち 4<2+6<5. 不等式 k≤x≤k+3 と 2−6≤x≤2+6 をともに満たす整数 x がちょうど2個となるような k の範囲を求める。 2−6≈2−2.45=−0.45 2+6≈2+2.45=4.45 したがって、不等式 2−6≤x≤2+6 を満たす整数は 0,1,2,3,4 の5個である。 k≤x≤k+3 の区間の幅は3である。 この区間の中に整数が2個だけ入るようにするためには、次の条件を満たす必要がある。
2−6≤k かつ k+3≤2+6 かつ k<3 かつ k>0, または 2−6≤k かつ k+3≤2+6 かつ k<2 かつ k>−1 区間 [k,k+3] に {0,1} が含まれるとき、k≤0 かつ 1≤k+3 区間 [k,k+3] に {3,4} が含まれるとき、k≤3 かつ 4≤k+3 1≤k+3 より k≥−2 4≤k+3 より k≥1 k+3<2+6⟺k<6−1≈2.45−1=1.45 k>2−6−1=1−6≈1−2.45=−1.45 x=0,1 のとき、k≤0 かつ 1≤k+3, つまり k≤0 かつ k≥−2 であり、k+3>2,3,つまり −2≤k≤0. k<2−6+2, k>2−6−1, x=3,4 のとき、k≤3 かつ 4≤k+3, つまり k≤3 かつ k≥1 であり、k+3<4,5,つまり 1≤k≤3. k+3>x,k+3<xのとき。 整数解が2個だけになるのは、 k≤1 かつ k+3≥4, つまり 1≤k≤1.45, または k≤−1 かつ k+3≥0, つまり −2≤k≤−1.45である。 したがって、1≤k<6−1 または 1−6<k≤−1