双曲線 $y = \frac{ax+b}{cx+d}$ のグラフが、2つの直線 $x=2$ と $y=-1$ を漸近線とし、点 $(3, 2)$ を通る時、関数 $y = \frac{ax+b}{cx+d}$ を決定する。

代数学双曲線漸近線関数の決定グラフ
2025/7/8

1. 問題の内容

双曲線 y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} のグラフが、2つの直線 x=2x=2y=1y=-1 を漸近線とし、点 (3,2)(3, 2) を通る時、関数 y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} を決定する。

2. 解き方の手順

まず、漸近線の情報から、ccdd の関係、aacc の関係を求めます。
x=2x=2 が漸近線であることから、cx+d=0cx+d = 0 となる xx が 2 である必要があるので、
2c+d=02c + d = 0。したがって、d=2cd = -2c
y=1y=-1 が漸近線であることから、limxax+bcx+d=ac=1\lim_{x\to\infty} \frac{ax+b}{cx+d} = \frac{a}{c} = -1。したがって、a=ca = -c
これらの関係を y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} に代入すると、y=cx+bcx2c=x+bcx2y = \frac{-cx+b}{cx-2c} = \frac{-x + \frac{b}{c}}{x-2} となります。
次に、グラフが点 (3,2)(3,2) を通るという条件から、bb を求めます。
(3,2)(3,2) を代入して、
2=3+bc32=3+bc2 = \frac{-3 + \frac{b}{c}}{3-2} = -3 + \frac{b}{c}
したがって、bc=5\frac{b}{c} = 5。つまり、b=5cb=5c
したがって、y=cx+5ccx2cy = \frac{-cx+5c}{cx-2c}cc で割って、y=x+5x2y = \frac{-x+5}{x-2}
ここで、a=ca = -c, b=5cb = 5c, d=2cd = -2c です。cc は 0 でない任意の実数です。c=1c=1 とすると、a=1,b=5,c=1,d=2a=-1, b=5, c=1, d=-2 となります。

3. 最終的な答え

y=x+5x2y = \frac{-x+5}{x-2}

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