点 $(5, 3)$ を通り、直線 $3x + y + 2 = 0$ に平行な直線 $l$ と、垂直な直線 $l'$ の方程式をそれぞれ求める問題です。

幾何学直線方程式平行垂直傾き
2025/7/8

1. 問題の内容

(5,3)(5, 3) を通り、直線 3x+y+2=03x + y + 2 = 0 に平行な直線 ll と、垂直な直線 ll' の方程式をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 与えられた直線 3x+y+2=03x + y + 2 = 0 の傾きを求めます。yy について解くと y=3x2y = -3x - 2 となるので、傾きは 3-3 です。
(2) 直線 ll は与えられた直線と平行なので、傾きは同じ 3-3 です。点 (5,3)(5, 3) を通る傾き 3-3 の直線の方程式は、点傾斜式を用いて以下のように表されます。
y3=3(x5)y - 3 = -3(x - 5)
これを整理すると、
y3=3x+15y - 3 = -3x + 15
y=3x+18y = -3x + 18
したがって、直線 ll の方程式は 3x+y18=03x + y - 18 = 0 です。
(3) 直線 ll' は与えられた直線と垂直なので、傾きは逆数の符号を反転させたものになります。つまり、傾きは 13\frac{1}{3} です。点 (5,3)(5, 3) を通る傾き 13\frac{1}{3} の直線の方程式は、点傾斜式を用いて以下のように表されます。
y3=13(x5)y - 3 = \frac{1}{3}(x - 5)
これを整理すると、
y3=13x53y - 3 = \frac{1}{3}x - \frac{5}{3}
y=13x53+3y = \frac{1}{3}x - \frac{5}{3} + 3
y=13x+43y = \frac{1}{3}x + \frac{4}{3}
両辺に3を掛けて整理すると、
3y=x+43y = x + 4
したがって、直線 ll' の方程式は x3y+4=0x - 3y + 4 = 0 です。

3. 最終的な答え

直線 ll の方程式: 3x+y18=03x + y - 18 = 0
直線 ll' の方程式: x3y+4=0x - 3y + 4 = 0

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