$x$を実数とするとき、「$-2 \leq x \leq 2$」は「$|x| \leq 2$」であるための何条件か答える問題です。選択肢は「必要条件」、「十分条件」、「必要十分条件」、「どれでもない」です。

代数学不等式絶対値命題必要十分条件
2025/7/8

1. 問題の内容

xxを実数とするとき、「2x2-2 \leq x \leq 2」は「x2|x| \leq 2」であるための何条件か答える問題です。選択肢は「必要条件」、「十分条件」、「必要十分条件」、「どれでもない」です。

2. 解き方の手順

まず、「2x2-2 \leq x \leq 2」を条件P、「x2|x| \leq 2」を条件Qとします。
条件Pが条件Qであるための十分条件であるか、必要条件であるかを考えます。
* 十分条件か? (P     \implies Q ?)
2x2-2 \leq x \leq 2 ならば x2|x| \leq 2は成り立ちます。なぜなら、x2|x| \leq 22x2-2 \leq x \leq 2 と同値だからです。
したがって、P     \implies Q は真です。
* 必要条件か? (Q     \implies P ?)
x2|x| \leq 2 ならば 2x2-2 \leq x \leq 2 は成り立ちます。なぜなら、x2|x| \leq 22x2-2 \leq x \leq 2 と同値だからです。
したがって、Q     \implies P は真です。
P     \implies Q も Q     \implies P も真なので、PとQは同値です。

3. 最終的な答え

必要十分条件

「代数学」の関連問題

$\frac{1}{\sqrt{8} + \sqrt{7}}$ の分母を有理化する問題です。

分母の有理化平方根代数計算
2025/7/8

与えられた行列の簡約化(階段行列化)を求める問題です。与えられた行列は $\begin{pmatrix} 1 & 1 & 0 & 2 \\ -1 & 2 & 3 & 1 \\ 2 & 0 & 3 & ...

行列線形代数簡約化階段行列
2025/7/8

画像にある2つの行列の積を計算し、その結果にスカラー(8)を掛ける問題です。具体的には、次の計算を行います。 $8 \times \begin{pmatrix} 1 & 1 & 0 & 2 \\ -1...

行列行列の積スカラー倍
2025/7/8

次の2次関数のグラフの軸と頂点を求め、グラフを描く問題です。 (1) $y=(x-2)^2$ (2) $y=-2(x+3)^2$

二次関数グラフ頂点放物線
2025/7/8

$a$ は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 4x + 1$ ($0 \le x \le a$) について、以下の問題を解く。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/8

複数の数学の問題が出題されています。具体的には、多項式の割り算の余りを求める問題、3次方程式・4次方程式を解く問題、3次方程式の解に関する問題、座標平面上の点に関する問題、直線の方程式を求める問題があ...

多項式剰余の定理3次方程式4次方程式解と係数の関係複素数座標平面直線の方程式連立方程式
2025/7/8

$a$ は正の定数とします。関数 $y = x^2 - 4ax + 1$ ($0 \le x \le 6$) について、以下の問いに答えます。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/7/8

数列 $\{a_n\}$ が $a_1 = s$ および漸化式 $(n+2)a_{n+1} = na_n + 2$ ($n=1, 2, 3, \dots$) で定められている。 (1) $a_n$ を...

数列漸化式部分分数分解シグマ
2025/7/8

$a$ は正の定数であるとき、関数 $y = x^2 - 2x - 1$ ($0 \leq x \leq a$)について、次の問いに答える。 (1) 最小値を求めよ。 (2) 最大値を求めよ。

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/8

$a$は正の定数とする。関数 $y = x^2 - 4x + 1$ について、$0 \le x \le a$ における最小値を求める。

二次関数最大・最小平方完成場合分け
2025/7/8