(1) 数列の規則性から、分母が n である項の数は n−1 個である。 分母が2である項の数は1個、分母が3である項の数は2個、分母が4である項の数は3個である。
したがって、分母が9である項までの項の数は 1+2+3+4+5+6+7+8=28⋅9=36 個である。 107 は分母が10の項の7番目の項である。分母が10である項までの項の数は 1+2+3+4+5+6+7+8+9=29⋅10=45 個である。 したがって、107 は 36+7=43 項目である。 (2) 第100項を求める。分母が n である項までの項の数が100を超える最小の n を求める。 1+2+3+⋯+n=2n(n−1) である。 2n(n−1)<100≤2(n+1)n を満たす n を求める。 n(n−1)<200≤(n+1)n n=14 のとき、214⋅13=91<100 n=15 のとき、215⋅14=105>100 したがって、第100項は分母が15の項である。
100−91=9 なので、第100項は 159=53 である。 (3) 初項から第100項までの和を求める。
分母が n である項の和は n1+2+⋯+(n−1)=n2(n−1)n=2n−1 である。 分母が14までの項の和は ∑n=2142n−1=21∑n=113n=21⋅213⋅14=213⋅7=291 である。 第92項から第100項は分母が15の項である。これらの項は 151,152,…,159 である。 ∑i=1915i=151∑i=19i=151⋅29⋅10=159⋅5=1545=3 したがって、初項から第100項までの和は 291+3=291+6=297 である。