2次不等式 $x^2 + 3x + k > 0$ の解がすべての実数であるような定数 $k$ の値の範囲を求めます。

代数学二次不等式判別式不等式
2025/7/8

1. 問題の内容

2次不等式 x2+3x+k>0x^2 + 3x + k > 0 の解がすべての実数であるような定数 kk の値の範囲を求めます。

2. 解き方の手順

2次不等式 ax2+bx+c>0ax^2 + bx + c > 0 の解がすべての実数であるための条件は、a>0a>0 かつ判別式 D=b24ac<0D = b^2 - 4ac < 0 です。
この問題では、a=1a=1, b=3b=3, c=kc=k ですから、a=1>0a=1 > 0 は満たされています。
次に、判別式 DD を計算します。
D=324(1)(k)=94kD = 3^2 - 4(1)(k) = 9 - 4k
解がすべての実数であるためには、D<0D < 0 である必要があります。
94k<09 - 4k < 0
4k>94k > 9
k>94k > \frac{9}{4}

3. 最終的な答え

k>94k > \frac{9}{4}