まず、x=y2−2y+3 を平方完成します。 x=(y−1)2+2 これは頂点が (2,1) で、y軸に関して対称な放物線です。 面積を求めるためには、積分を行う必要があります。積分区間は y=0 から y=3 です。 積分する関数は、x=y2−2y+3 です。 S=∫03(y2−2y+3)dy S=[31y3−y2+3y]03 S=(31(3)3−(3)2+3(3))−(31(0)3−(0)2+3(0)) S=(9−9+9)−(0−0+0) しかし、求めたいのは、x軸、y軸、曲線および直線で囲まれた部分の面積です。
そのため、x=0の時のyの値を求めます。 0=y2−2y+3 y=22±4−12 実数解を持たないため、x軸との交点はありません。
求める面積は、y軸から曲線までの面積を積分区間 y=0 から y=3 で積分したものから、y軸と直線y=3、x=0で囲まれた長方形の面積を引いたものになります。 しかし、y軸はx=0の直線なので、x軸、y軸、直線y=3および曲線で囲まれた面積を求めます。x=y2−2y+3をyについて積分します。yの範囲は0から3です。 ∫03(y2−2y+3)dy=[3y3−y2+3y]03=327−9+9=9.