次の連立不等式を解きます。 $\begin{cases} \frac{2x-3}{5} \le \frac{x-1}{3} \\ \frac{x+1}{2} \ge \frac{x+4}{3} \end{cases}$

代数学不等式連立不等式一次不等式
2025/7/8

1. 問題の内容

次の連立不等式を解きます。
$\begin{cases}
\frac{2x-3}{5} \le \frac{x-1}{3} \\
\frac{x+1}{2} \ge \frac{x+4}{3}
\end{cases}$

2. 解き方の手順

まず、一つ目の不等式を解きます。
2x35x13\frac{2x-3}{5} \le \frac{x-1}{3}
両辺に15を掛けます。
3(2x3)5(x1)3(2x-3) \le 5(x-1)
6x95x56x - 9 \le 5x - 5
6x5x5+96x - 5x \le -5 + 9
x4x \le 4
次に、二つ目の不等式を解きます。
x+12x+43\frac{x+1}{2} \ge \frac{x+4}{3}
両辺に6を掛けます。
3(x+1)2(x+4)3(x+1) \ge 2(x+4)
3x+32x+83x + 3 \ge 2x + 8
3x2x833x - 2x \ge 8 - 3
x5x \ge 5
したがって、連立不等式は
$\begin{cases}
x \le 4 \\
x \ge 5
\end{cases}$
を満たすxを求めます。

3. 最終的な答え

x4x \le 4x5x \ge 5 を同時に満たす実数 xx は存在しません。
したがって、解なし。

「代数学」の関連問題

問題は2つあります。 1つ目は、一次関数 $f(x) = ax + b$ において、与えられた条件を満たす定数 $a$ と $b$ の値を求める問題です。 (1) $f(1) = -2$, $f(3)...

一次関数二次関数連立方程式グラフ放物線頂点
2025/7/8

関数 $y = ax + b$ ($-1 \leq x \leq 2$)の値域が $-3 \leq y \leq 3$ となるように、定数 $a$, $b$ の値を定める。ただし、$a > 0$ とす...

一次関数値域連立方程式
2025/7/8

与えられた式 $x^2 + xy + x + 2y - 2$ を因数分解してください。

因数分解多項式
2025/7/8

$\log_{8} 0.25$ を底の変換公式を用いて簡単にし、分数の形で表す。

対数底の変換公式指数分数
2025/7/8

$\log_{7}16 \cdot \log_{8}7$ を底の変換公式を用いて簡単にせよ。

対数底の変換公式計算
2025/7/8

$\log_2 5 \cdot \log_5 8$ を底の変換公式を用いて簡単にする問題です。

対数底の変換公式指数
2025/7/8

$\log_{27} 81$ を底の変換公式を用いて簡略化し、分数で答える問題です。

対数底の変換指数
2025/7/8

$\log_7 2 \cdot \log_2 7$ を底の変換公式を用いて簡単にせよ。

対数底の変換公式計算
2025/7/8

方程式 $(\frac{1}{8})^{2x-1} = 4^{x+3}$ を解く。

指数方程式方程式指数法則対数
2025/7/8

次の不等式を解きます。 $0.2^{x-2} < \frac{1}{5\sqrt[3]{5}}$

指数不等式指数関数
2025/7/8