まず、与えられた式を整理し、因数分解しやすい形に変形します。
16−8b+2ab−a2 定数項である16と、それ以外の項を分離してみます。
16−(a2−2ab+8b) 次に、a2−2ab+8b の部分をさらに変形することを考えます。 a2−2ab の部分に、b2 を足して引くと、(a−b)2 の形を作ることができます。 しかし、今回はそのようにはうまくいきません。
別の方法として、この式を以下のように並べ替えます。
16−8b−a2+2ab この式を、2つのグループに分けてみます。
(16−a2)+(2ab−8b) それぞれのグループで共通因数をくくりだします。
(4−a)(4+a)+2b(a−4) ここで、a−4 と 4−a は符号が異なるだけなので、4−a=−(a−4) と変形できます。 (4−a)(4+a)−2b(4−a) (4−a) を共通因数としてくくりだすと、 (4−a)(4+a−2b) となります。