問題55:
6回コインを投げて表が2回出る場合の数は、6回の中から表が出る2回を選ぶ組み合わせの数に等しいです。組み合わせの公式 C(n,k)=k!(n−k)!n! を用いて計算します。 C(6,2)=2!(6−2)!6!=2!4!6!=2×16×5=15 問題59(1):
正六角形の頂点を結んでできる三角形の個数は、正六角形の6個の頂点から3個を選ぶ組み合わせの数に等しいです。
C(6,3)=3!(6−3)!6!=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 問題61:
りんご、なし、かきを含む10種類のくだものの中から5種類を選ぶとき、りんご、なし、かきがすべて含まれるようにするには、残りの7種類のくだものから2種類を選ぶことになります。
C(7,2)=2!(7−2)!7!=2!5!7!=2×17×6=21 問題62:
男子6人、女子4人から3人を選ぶとき、男子2人、女子1人となる選び方は、男子6人から2人を選び、かつ女子4人から1人を選ぶ組み合わせの数に等しいです。
男子を選ぶ組み合わせ: C(6,2)=2!4!6!=2×16×5=15 女子を選ぶ組み合わせ: C(4,1)=1!3!4!=4 よって、求める組み合わせの数は 15×4=60 問題63:
1から11までの数(奇数6個、偶数5個)が書かれたカード11枚から5枚を選ぶとき、2枚が偶数、3枚が奇数となる選び方は、偶数5個から2個を選び、かつ奇数6個から3個を選ぶ組み合わせの数に等しいです。
偶数を選ぶ組み合わせ: C(5,2)=2!3!5!=2×15×4=10 奇数を選ぶ組み合わせ: C(6,3)=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 よって、求める組み合わせの数は 10×20=200 問題65:
横に4本の平行線、斜めに3本の平行線があるとき、これらの平行線で囲まれる平行四辺形の個数は、横の平行線から2本を選び、かつ斜めの平行線から2本を選ぶ組み合わせの数に等しいです。
横の平行線を選ぶ組み合わせ: C(4,2)=2!2!4!=2×14×3=6 斜めの平行線を選ぶ組み合わせ: C(3,2)=2!1!3!=3 よって、求める平行四辺形の個数は 6×3=18 問題68(1):
9人の生徒を5人と4人の2組に分ける分け方は、C(9,5)で計算できます。残りの4人は自動的にもう片方の組になるため、C(4,4)を掛ける必要はありません。 C(9,5)=5!4!9!=4×3×2×19×8×7×6=126 問題68(2):
9人の生徒を4人、3人、2人の3組に分ける分け方は、C(9,4)×C(5,3)×C(2,2)で計算できます。 C(9,4)=4!5!9!=4×3×2×19×8×7×6=126 C(5,3)=3!2!5!=2×15×4=10 C(2,2)=1 よって、求める分け方は 126×10×1=1260 問題69(1):
6人の生徒を3人ずつA, Bの2組に分ける分け方は、C(6,3)で3人を選び、残りの3人をBに入れるだけです。 C(6,3)=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 問題69(2):
6人の生徒を3人ずつ2組に分ける場合、(1)とは異なり、組に名前がないため2組の区別がありません。A, Bの区別がないので、(1)の答えを2で割ります。
220=10 問題70(1):
9人の生徒を3人ずつA, B, Cの3組に分ける分け方は、C(9,3)×C(6,3)×C(3,3)で計算できます。 C(9,3)=3!6!9!=3×2×19×8×7=84 C(6,3)=3!3!6!=3×2×16×5×4=20 C(3,3)=1 よって、84×20×1=1680 問題70(2):
9人の生徒を3人ずつ3組に分ける分け方は、組に名前がないので、3組の区別はありません。したがって、(1)の答えを3!で割る必要があります。
3!1680=61680=280 問題71:
9人の生徒を5人、2人、2人の3組に分ける分け方は、C(9,5)×C(4,2)×C(2,2)で計算できます。 ただし、2人の組が2つあるので、組の区別をなくすために2!で割る必要があります。
C(9,5)=5!4!9!=4×3×2×19×8×7×6=126 C(4,2)=2!2!4!=2×14×3=6 C(2,2)=1 よって、2!126×6×1=2756=378