問題文は、2つの関数 $f(x) = x^3 + px^2 + qx + \frac{7}{2}$ と $g(x) = x^2 + 8x + r$ について、以下の問いに答えるものです。 (1) $f(x)$ が $x=0$ と $x=1$ で極値を持つという条件から、$p$、$q$ の値を求め、さらに $f(x)$ の極大値と極小値を求めます。 (2) 曲線 $C: y=f(x)$ 上の点 $P(s, f(s))$ ($s<0$) を通る放物線 $D: y=g(x)$ が点 $P$ で接するという条件から、$s$ と $r$ の値を求めます。また、点 $P$ における $D$ の接線 $l$ の方程式を求めます。 (3) (2) で求めた $r$ の値を用い、$0 < t < 1$ を満たす実数 $t$ に対して、放物線 $D$、直線 $l$、および2直線 $x=t-2$、$x=2t-1$ で囲まれた2つの部分の面積の和 $S(t)$ を $t$ の式で表し、$S(t)$ が最小となるときの $t$ の値を求めます。
2025/7/9
1. 問題の内容
問題文は、2つの関数 と について、以下の問いに答えるものです。
(1) が と で極値を持つという条件から、、 の値を求め、さらに の極大値と極小値を求めます。
(2) 曲線 上の点 () を通る放物線 が点 で接するという条件から、 と の値を求めます。また、点 における の接線 の方程式を求めます。
(3) (2) で求めた の値を用い、 を満たす実数 に対して、放物線 、直線 、および2直線 、 で囲まれた2つの部分の面積の和 を の式で表し、 が最小となるときの の値を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
が と で極値を持つので、 かつ です。
なので、 より
したがって、
となるのは、
のとき、
のとき、
で , で なので、 で極大値 をとります。
で なので、 で極小値 をとります。
(2)
かつ より
より
より
(3)
直線 は
とすると、
なので、
3. 最終的な答え
(1)
,
極大値は 、極小値は
(2)
,
(3)