二次関数 $y = -2x^2 + 6x + 3$ を平方完成させる問題です。また、平方完成の結果から、この関数のグラフの頂点を求める必要があります。

代数学二次関数平方完成頂点グラフ
2025/7/9

1. 問題の内容

二次関数 y=2x2+6x+3y = -2x^2 + 6x + 3 を平方完成させる問題です。また、平方完成の結果から、この関数のグラフの頂点を求める必要があります。

2. 解き方の手順

まず、与えられた二次関数 y=2x2+6x+3y = -2x^2 + 6x + 3 を平方完成します。

1. $x^2$ の係数で $x^2$ と $x$ の項をくくり出します。

y=2(x23x)+3y = -2(x^2 - 3x) + 3

2. 括弧の中を平方完成します。$x$ の係数の半分($-3/2$)の二乗を足して引きます。

y=2(x23x+(32)2(32)2)+3y = -2\left(x^2 - 3x + \left(\frac{-3}{2}\right)^2 - \left(\frac{-3}{2}\right)^2 \right) + 3
y=2((x32)294)+3y = -2\left(\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 - \frac{9}{4} \right) + 3

3. 括弧を外します。

y=2(x32)2+92+3y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{9}{2} + 3

4. 定数項をまとめます。

y=2(x32)2+92+62y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{9}{2} + \frac{6}{2}
y=2(x32)2+152y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{15}{2}
したがって、平方完成された式は y=2(x32)2+152y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{15}{2} となります。
次に、頂点を求めます。平方完成された式 y=a(xh)2+ky = a(x - h)^2 + k の頂点は (h,k)(h, k) です。したがって、この問題の場合、頂点は (32,152)\left(\frac{3}{2}, \frac{15}{2}\right) となります。

3. 最終的な答え

平方完成: y=2(x32)2+152y = -2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 + \frac{15}{2}
頂点: (32,152)\left(\frac{3}{2}, \frac{15}{2}\right)

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