与えられた2次方程式 $x^2 + 2x - 4 = 0$ を解き、その正の解を $a$ とする。次に、1次不等式 $(a+1)x > 2a + 7$ を解く。最後に、この不等式と $2x - k + 1 < 0$ を同時に満たす整数 $x$ がちょうど3個となるような整数 $k$ の値を全て求める。
2025/7/9
1. 問題の内容
与えられた2次方程式 を解き、その正の解を とする。次に、1次不等式 を解く。最後に、この不等式と を同時に満たす整数 がちょうど3個となるような整数 の値を全て求める。
2. 解き方の手順
(1) 2次方程式 を解く。
解の公式 を用いる。
この場合、, , であるので、
したがって、解は と 。
(2) (1)で求めた解のうち正の解は 。
このとき、1次不等式 を解く。
であるから、
したがって、不等式の解は 。
(3) 不等式 を変形すると、 より となる。
と を同時に満たす整数 がちょうど3個となるような整数 を求める。
であるので、 を満たす最小の整数は 5。
したがって、 は 5, 6, 7 の3つの整数値をとる。
よって、 である必要がある。
は整数であるから、。
が5,6,7の3つだけとなるためには の条件より、が8以下でなければならない。
のみとなるためには , , と を満たす必要がある。
が8を超えると8が含まれてしまうため条件を満たさなくなる。
を満たす整数を求める。
整数 は または