A5判の紙の縦の長さを $x$、横の長さを1とする。A5判の紙2枚を並べるとA4判の紙になる。A5判とA4判の紙で、縦の長さと横の長さの比が等しいとき、以下の問いに答える。 (1) A4判の紙の縦の長さを $x$ を使って表す。 (2) $x$ の値を求める。 (3) A4判の紙に印刷されたものを縮小コピーしてA5判の大きさにするには、倍率を何倍にすればよいか。

代数学方程式平方根幾何学的考察
2025/7/9

1. 問題の内容

A5判の紙の縦の長さを xx、横の長さを1とする。A5判の紙2枚を並べるとA4判の紙になる。A5判とA4判の紙で、縦の長さと横の長さの比が等しいとき、以下の問いに答える。
(1) A4判の紙の縦の長さを xx を使って表す。
(2) xx の値を求める。
(3) A4判の紙に印刷されたものを縮小コピーしてA5判の大きさにするには、倍率を何倍にすればよいか。

2. 解き方の手順

(1) A4判の紙は、A5判の紙2枚を並べたものなので、A4判の紙の横の長さはA5判の紙の縦の長さと等しく xx である。また、A4判の紙の縦の長さは、A5判の紙の横の長さの2倍なので、2となる。したがって、A4判の紙の縦の長さは2である。
(2) A5判とA4判の紙で、縦の長さと横の長さの比が等しいので、
A5の縦A5の横=A4の縦A4の横\frac{A5の縦}{A5の横} = \frac{A4の縦}{A4の横}
x1=2x\frac{x}{1} = \frac{2}{x}
x2=2x^2 = 2
x=±2x = \pm \sqrt{2}
x>0x > 0 より、x=2x = \sqrt{2}
(3) A4判の紙の縦の長さは2、横の長さは x=2x = \sqrt{2}である。A5判の紙の縦の長さは x=2x = \sqrt{2}、横の長さは1である。A4判の紙をA5判の紙にするには、縦の長さを 22\frac{\sqrt{2}}{2} 倍、横の長さを 12\frac{1}{\sqrt{2}} 倍すればよい。
22=12\frac{\sqrt{2}}{2} = \frac{1}{\sqrt{2}} であるから、A4判の紙をA5判の紙にするには、縦横ともに 12\frac{1}{\sqrt{2}} 倍すればよい。したがって、倍率は 12=22\frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2} である。

3. 最終的な答え

(1) A4判の紙の縦の長さ: 2
(2) xx の値: 2\sqrt{2}
(3) 倍率: 22\frac{\sqrt{2}}{2}

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