与えられた命題 $p$ と $q$ について、それぞれの真偽を考察する問題です。 (1) $p: a+b > 0$ かつ $ab > 0$ $q: a > 0$ かつ $b > 0$ (2) $p: x = 4$ $q: x^2 - 6x + 8 = 0$ (3) $p:$ 図形 $F$ が長方形 $q:$ 図形 $F$ がひし形 (4) $p: \triangle ABC \sim \triangle A'B'C'$ $q: \triangle ABC \equiv \triangle A'B'C'$
2025/7/9
以下に、問題の内容と解き方を記載します。
1. 問題の内容
与えられた命題 と について、それぞれの真偽を考察する問題です。
(1) かつ
かつ
(2)
(3) 図形 が長方形
図形 がひし形
(4)
2. 解き方の手順
(1)
かつ
かつ
より、 と は同符号です。 より、 と はともに正の数です。したがって、 は かつ と同値です。
(2)
より、 です。
は または を意味します。したがって、 ならば は真ですが、 ならば は偽です。
(3)
図形 が長方形
図形 がひし形
長方形であることは、ひし形であるための必要条件でも十分条件でもありません。長方形は4つの角が直角である四角形であり、ひし形は4つの辺の長さが等しい四角形です。正方形は長方形かつひし形ですが、すべての長方形がひし形であるわけではなく、すべてのひし形が長方形であるわけでもありません。
かつ
(4)
であれば、 は真です。
であっても、 とは限りません。
したがって、 ならば は真ですが、 ならば は偽です。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) かつ
(4)