男子46人、女子54人が試験を受けました。男子の合格者は30人、女子の合格者は36人です。この100人の中から1人を選んだとき、以下の確率を求めます。 (1) 選んだ1人が女子であったとき、その人が合格している確率 (2) 選んだ1人が不合格であったとき、その人が男子である確率

確率論・統計学確率条件付き確率場合の数
2025/7/9

1. 問題の内容

男子46人、女子54人が試験を受けました。男子の合格者は30人、女子の合格者は36人です。この100人の中から1人を選んだとき、以下の確率を求めます。
(1) 選んだ1人が女子であったとき、その人が合格している確率
(2) 選んだ1人が不合格であったとき、その人が男子である確率

2. 解き方の手順

(1) 選んだ1人が女子であったとき、その人が合格している確率
全受験者100人の中から女子を選ぶ確率は、54100\frac{54}{100}です。
選んだ人が女子であったとき、その人が合格している確率は、女子の合格者数を女子の総数で割ることで求められます。
女子の合格者は36人、女子の総数は54人なので、求める確率は3654\frac{36}{54}となります。これを約分して求めます。
(2) 選んだ1人が不合格であったとき、その人が男子である確率
まず、不合格者の数を求めます。
男子の不合格者は 4630=1646 - 30 = 16 人です。
女子の不合格者は 5436=1854 - 36 = 18 人です。
したがって、不合格者の合計は 16+18=3416 + 18 = 34 人です。
選んだ人が不合格であったとき、その人が男子である確率は、男子の不合格者数を不合格者の総数で割ることで求められます。
男子の不合格者は16人、不合格者の総数は34人なので、求める確率は1634\frac{16}{34}となります。これを約分して求めます。

3. 最終的な答え

(1) 3654=23\frac{36}{54} = \frac{2}{3}
(2) 1634=817\frac{16}{34} = \frac{8}{17}

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