問題は全部で4問あります。 * 問題1: 与えられた関数を微分する問題。関数は以下の4つです。 * a) $(2x+1)^2$ * b) $(x-1)^2(x+1)^2$ * c) $(x-\frac{1}{x})^2$ * d) $\frac{x^2-1}{x^2+1}$ * 問題2: 関数 $f(x)$ が微分可能であるとき、次の関数を微分する問題。 * a) $f(2x+1)$ * b) $\{f(x)\}^3$ * c) $\{f(x) - \frac{1}{f(x)}\}^2$ * 問題3: $n$ は自然数とする。関数 $f(x) = x^{\frac{1}{n}}$ を微分する問題。 * 問題4: 微分可能な関数 $f(x), g(x)$ に対して、$f'(x) = g'(x)$ であるとき、$f(x) = g(x) + C$(ただし、$C$ は定数)となることを示す問題。
2025/7/9
1. 問題の内容
問題は全部で4問あります。
* 問題1: 与えられた関数を微分する問題。関数は以下の4つです。
* a)
* b)
* c)
* d)
* 問題2: 関数 が微分可能であるとき、次の関数を微分する問題。
* a)
* b)
* c)
* 問題3: は自然数とする。関数 を微分する問題。
* 問題4: 微分可能な関数 に対して、 であるとき、(ただし、 は定数)となることを示す問題。
2. 解き方の手順
問題1:
* a) の微分: 合成関数の微分法を用いる。 とおくと、
* b) の微分: 積の微分法を用いる。。よって
* c) の微分: 合成関数の微分法を用いる。。よって、
* d) の微分: 商の微分法を用いる。
問題2:
* a) の微分: 合成関数の微分法を用いる。
* b) の微分: 合成関数の微分法を用いる。
* c) の微分: 合成関数の微分法を用いる。
問題3:
の微分:
問題4:
ならば を示す。
とおく。このとき、 である。
なので、 は定数である。したがって、 (定数) とおくことができる。
より、 となる。
3. 最終的な答え
問題1:
* a)
* b)
* c)
* d)
問題2:
* a)
* b)
* c)
問題3:
問題4:
証明完了