数直線上に3点 A(-2), B(1), C(5) がある。 (1) 線分 AB, CA の長さを求める。 (2) 線分 AB を 3:2 に内分する点 P, 3:2 に外分する点 Q, 2:3 に外分する点 R, 線分 AB の中点 M の座標をそれぞれ求める。

幾何学数直線線分内分点外分点中点座標
2025/7/9

1. 問題の内容

数直線上に3点 A(-2), B(1), C(5) がある。
(1) 線分 AB, CA の長さを求める。
(2) 線分 AB を 3:2 に内分する点 P, 3:2 に外分する点 Q, 2:3 に外分する点 R, 線分 AB の中点 M の座標をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 線分 AB の長さは、点 B の座標から点 A の座標を引いた絶対値で求められる。
同様に、線分 CA の長さは、点 A の座標から点 C の座標を引いた絶対値で求められる。
(2) 内分点の座標は、内分比を m:nm:n とすると、点 A の座標を aa、点 B の座標を bb として、次の式で求められる。
P=na+mbm+nP = \frac{na + mb}{m+n}
外分点の座標は、外分比を m:nm:n とすると、点 A の座標を aa、点 B の座標を bb として、次の式で求められる。
Q=na+mbmnQ = \frac{-na + mb}{m-n}
中点の座標は、点 A の座標を aa、点 B の座標を bb として、次の式で求められる。
M=a+b2M = \frac{a+b}{2}
点 P: A(2)A(-2), B(1)B(1)3:23:2 に内分するので、m=3m=3, n=2n=2, a=2a=-2, b=1b=1 を代入して、
P=2×(2)+3×13+2=4+35=15=0.2P = \frac{2 \times (-2) + 3 \times 1}{3+2} = \frac{-4+3}{5} = \frac{-1}{5} = -0.2
点 Q: A(2)A(-2), B(1)B(1)3:23:2 に外分するので、m=3m=3, n=2n=2, a=2a=-2, b=1b=1 を代入して、
Q=2×(2)+3×132=4+31=7Q = \frac{-2 \times (-2) + 3 \times 1}{3-2} = \frac{4+3}{1} = 7
点 R: A(2)A(-2), B(1)B(1)2:32:3 に外分するので、m=2m=2, n=3n=3, a=2a=-2, b=1b=1 を代入して、
R=3×(2)+2×123=6+21=81=8R = \frac{-3 \times (-2) + 2 \times 1}{2-3} = \frac{6+2}{-1} = \frac{8}{-1} = -8
点 M: A(2)A(-2), B(1)B(1) の中点なので、a=2a=-2, b=1b=1 を代入して、
M=2+12=12=0.5M = \frac{-2+1}{2} = \frac{-1}{2} = -0.5

3. 最終的な答え

(1) 線分 AB の長さ: 1(2)=3=3|1 - (-2)| = |3| = 3
線分 CA の長さ: (2)5=7=7|(-2) - 5| = |-7| = 7
(2) 点 P の座標: 0.2-0.2
点 Q の座標: 77
点 R の座標: 8-8
点 M の座標: 0.5-0.5

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