与えられた不等式 ∣an−3∣<2(32)n−1 を利用します。 limn→∞2(32)n−1 を計算します。limn→∞(32)n−1=0 であることから、 limn→∞2(32)n−1=2⋅limn→∞(32)n−1=2⋅0=0 ここで、数列の極限に関する重要な定理(はさみうちの原理、または追い出しの原理)を用います。
∣an−3∣ は常に非負であり、∣an−3∣<2(32)n−1 が成り立つので、 0≤∣an−3∣<2(32)n−1 という不等式が成り立ちます。
limn→∞0=0 であり、limn→∞2(32)n−1=0 であるため、はさみうちの原理より、 limn→∞∣an−3∣=0 となります。