$p=-6$ のとき、$n=3$ となる $q$ の値を求める問題です。ただし、$a^2 - 6a + q = 0$ と $a^2 + qa - 6 = 0$ を満たす $a$ が存在する場合の他に、$n=3$ となる $q$ の値も考慮する必要があります。ここで、$a$ は実数です。また、記号「ウ」と「エ」に入る数字を求めます。

代数学二次方程式判別式解の存在条件
2025/7/9

1. 問題の内容

p=6p=-6 のとき、n=3n=3 となる qq の値を求める問題です。ただし、a26a+q=0a^2 - 6a + q = 0a2+qa6=0a^2 + qa - 6 = 0 を満たす aa が存在する場合の他に、n=3n=3 となる qq の値も考慮する必要があります。ここで、aa は実数です。また、記号「ウ」と「エ」に入る数字を求めます。

2. 解き方の手順

まず、a26a+q=0a^2 - 6a + q = 0a2+qa6=0a^2 + qa - 6 = 0 から a2a^2 を消去します。
a26a+q=0a^2 - 6a + q = 0
a2+qa6=0a^2 + qa - 6 = 0
上の式から下の式を引くと、
6a+q(qa6)=0-6a + q - (qa - 6) = 0
6a+qqa+6=0-6a + q - qa + 6 = 0
(q6)+(6q)a=0(q-6) + (6-q)a = 0
(6q)(a1)=0(6-q)(a-1) = 0
したがって、q=6q=6 または a=1a=1
a=1a=1の場合、a26a+q=0a^2-6a+q=0に代入して、126(1)+q=01^2-6(1)+q=0より16+q=01-6+q=0なので、q=5q=5となります。
q=6q=6の場合、a26a+6=0a^2 - 6a + 6 = 0 を満たす aa が存在するか確認します。判別式 D=(6)24(1)(6)=3624=12>0D = (-6)^2 - 4(1)(6) = 36 - 24 = 12 > 0 より、実数解 aa が存在します。よって、q=6q=6は条件を満たします。
n=3n=3となる他の場合について考えます。x26x+q=0x^2 - 6x + q = 0の解が3つの場合は、x26x+q=0x^2 - 6x + q = 0が重解を持つ場合です。判別式D=(6)24(1)(q)=364q=0D = (-6)^2 - 4(1)(q) = 36 - 4q = 0より、4q=364q = 36なので、q=9q = 9です。このとき、x26x+9=(x3)2=0x^2 - 6x + 9 = (x-3)^2 = 0より、x=3x=3が重解として存在します。n=1n=1となります。
したがって、n=3n=3となるのは、q=5q=5q=6q=6の時です。ただし、q=5q=5q=6q=6の大小関係は、5<65 < 6です。

3. 最終的な答え

q=5,6q = 5, 6
5<65 < 6

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