三角形の二辺の長さ $a = 1$, $c = \sqrt{3}$ とその間の角 $B = 30^\circ$ が与えられたとき、残りの辺の長さ $b$ を余弦定理を用いて求める問題です。

幾何学幾何三角比余弦定理三角形
2025/7/10

1. 問題の内容

三角形の二辺の長さ a=1a = 1, c=3c = \sqrt{3} とその間の角 B=30B = 30^\circ が与えられたとき、残りの辺の長さ bb を余弦定理を用いて求める問題です。

2. 解き方の手順

余弦定理より、
b2=a2+c22accosBb^2 = a^2 + c^2 - 2ac \cos B
が成り立ちます。与えられた値を代入すると、
b2=12+(3)2213cos30b^2 = 1^2 + (\sqrt{3})^2 - 2 \cdot 1 \cdot \sqrt{3} \cdot \cos 30^\circ
cos30=32\cos 30^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、
b2=1+32332b^2 = 1 + 3 - 2\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
b2=43=1b^2 = 4 - 3 = 1
b>0b>0 より、
b=1=1b = \sqrt{1} = 1

3. 最終的な答え

b=1b = 1

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