各二次関数について、平方完成を行い、頂点の座標を求めます。次に、定義域の端点と頂点のx座標が定義域に含まれる場合にその頂点のy座標を調べ、これらのy座標の値を比較して最大値と最小値を決定します。
(1) y=x2−4x+3 平方完成を行うと、y=(x−2)2−1 となります。頂点の座標は (2,−1) です。定義域 −1≤x≤5 に頂点のx座標 x=2 が含まれています。 x=−1 のとき、y=(−1)2−4(−1)+3=1+4+3=8 x=5 のとき、y=(5)2−4(5)+3=25−20+3=8 x=2 のとき、y=(2)2−4(2)+3=4−8+3=−1 したがって、最大値は 8、最小値は −1 です。 (2) y=−3x2−6x+5 平方完成を行うと、y=−3(x+1)2+8 となります。頂点の座標は (−1,8) です。定義域 −4≤x≤−1 に頂点のx座標 x=−1 が含まれています。 x=−4 のとき、y=−3(−4)2−6(−4)+5=−3(16)+24+5=−48+24+5=−19 x=−1 のとき、y=−3(−1)2−6(−1)+5=−3+6+5=8 したがって、最大値は 8、最小値は −19 です。 (3) y=−x2+3x−41 平方完成を行うと、y=−(x−23)2+2 となります。頂点の座標は (23,2) です。定義域 1≤x≤3 に頂点のx座標 x=23 が含まれています。 x=1 のとき、y=−(1)2+3(1)−41=−1+3−41=2−41=47 x=3 のとき、y=−(3)2+3(3)−41=−9+9−41=−41 x=23 のとき、y=−(23)2+3(23)−41=−49+29−41=4−9+18−1=48=2 したがって、最大値は 2、最小値は −41 です。