微分可能かどうかを調べるには、左側微分係数と右側微分係数が一致するかどうかを確認します。
まず、f(x) を場合分けして表します。 x≥0 のとき、f(x)=xcosx x<0 のとき、f(x)=−xcosx 次に、右側微分係数を計算します。
f′(0+)=limh→+0hf(0+h)−f(0)=limh→+0hhcosh−0=limh→+0cosh=1 次に、左側微分係数を計算します。
f′(0−)=limh→−0hf(0+h)−f(0)=limh→−0h−hcosh−0=limh→−0−cosh=−1 右側微分係数と左側微分係数が一致しないため、x=0 で微分可能ではありません。