画像の問題は三角比に関するもので、以下の3つのタイプの問題があります。 (1) 三角形の2辺とその間の角から面積を求める問題。 (2) 正弦定理を用いて三角形の辺の長さを求める問題。 (3) 正弦定理を用いて三角形の外接円の半径を求める問題。

幾何学三角比正弦定理三角形の面積外接円の半径
2025/7/10

1. 問題の内容

画像の問題は三角比に関するもので、以下の3つのタイプの問題があります。
(1) 三角形の2辺とその間の角から面積を求める問題。
(2) 正弦定理を用いて三角形の辺の長さを求める問題。
(3) 正弦定理を用いて三角形の外接円の半径を求める問題。

2. 解き方の手順

**(1) 三角形の面積を求める問題**
(1) a=2a=2, b=2b=2, C=45C=45^\circ のとき、三角形の面積は
S=12absinC=12×2×2×sin45=2×22=2S = \frac{1}{2}ab\sin C = \frac{1}{2} \times 2 \times 2 \times \sin 45^\circ = 2 \times \frac{\sqrt{2}}{2} = \sqrt{2}
(2) b=3b=3, c=4c=4, A=60A=60^\circ のとき、三角形の面積は
S=12bcsinA=12×3×4×sin60=6×32=33S = \frac{1}{2}bc\sin A = \frac{1}{2} \times 3 \times 4 \times \sin 60^\circ = 6 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 3\sqrt{3}
**(2) 正弦定理を用いて辺の長さを求める問題**
(1) 1sin45=asin30\frac{1}{\sin 45^\circ} = \frac{a}{\sin 30^\circ} より、
a=sin30sin45=1/22/2=12=22a = \frac{\sin 30^\circ}{\sin 45^\circ} = \frac{1/2}{\sqrt{2}/2} = \frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}
(2) bsin60=2sin45\frac{b}{\sin 60^\circ} = \frac{2}{\sin 45^\circ} より、
b=2sin60sin45=2×3222=232=6b = \frac{2\sin 60^\circ}{\sin 45^\circ} = \frac{2\times \frac{\sqrt{3}}{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{2}} = \sqrt{6}
**(3) 正弦定理を用いて外接円の半径を求める問題**
正弦定理より、asinA=2R\frac{a}{\sin A}=2R
a=23a = 2\sqrt{3}, A=60A = 60^\circ なので、
23sin60=2R\frac{2\sqrt{3}}{\sin 60^\circ}=2R
2332=2R\frac{2\sqrt{3}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
4=2R4 = 2R
R=2R = 2

3. 最終的な答え

**(1) 三角形の面積**
(1) S=2S = \sqrt{2}
(2) S=33S = 3\sqrt{3}
**(2) 正弦定理による辺の計算**
(1) a=22a = \frac{\sqrt{2}}{2}
(2) b=6b = \sqrt{6}
**(3) 外接円の半径**
R=2R=2

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