問題6と7の穴埋め問題を解きます。 問題6では、$\sin \theta = \frac{1}{3}$である鈍角$\theta$に対して、$\cos \theta$と$\tan \theta$の値を求めます。 問題7では、与えられた三角形ABCについて、(1)面積Sを求め、(2)辺aの値を求めます。

幾何学三角関数三角比三角形の面積余弦定理
2025/7/10

1. 問題の内容

問題6と7の穴埋め問題を解きます。
問題6では、sinθ=13\sin \theta = \frac{1}{3}である鈍角θ\thetaに対して、cosθ\cos \thetatanθ\tan \thetaの値を求めます。
問題7では、与えられた三角形ABCについて、(1)面積Sを求め、(2)辺aの値を求めます。

2. 解き方の手順

問題6
sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1であるため、cos2θ=1sin2θ\cos^2 \theta = 1 - \sin^2 \thetaです。
sinθ=13\sin \theta = \frac{1}{3}を代入すると、cos2θ=1(13)2=119=89\cos^2 \theta = 1 - (\frac{1}{3})^2 = 1 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
θ\thetaは鈍角なので、cosθ<0\cos \theta < 0です。したがって、cosθ=89=223\cos \theta = - \sqrt{\frac{8}{9}} = - \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=sinθcosθ\tan \theta = \frac{\sin \theta}{\cos \theta}より、tanθ=13÷(223)=13×(322)=122=24\tan \theta = \frac{1}{3} \div (-\frac{2\sqrt{2}}{3}) = \frac{1}{3} \times (-\frac{3}{2\sqrt{2}}) = - \frac{1}{2\sqrt{2}} = - \frac{\sqrt{2}}{4}
問題7 (1)
三角形の面積の公式 S=12bcsinAS = \frac{1}{2}bc\sin A を用います。
b=3,c=4,A=120b = 3, c = 4, A = 120^\circを代入すると、S=12×3×4×sin120=6×32=33S = \frac{1}{2} \times 3 \times 4 \times \sin 120^\circ = 6 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 3\sqrt{3}
問題7 (2)
余弦定理 a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos A を用います。
b=22,c=2,A=135b = 2\sqrt{2}, c = 2, A = 135^\circを代入すると、a2=(22)2+222×22×2×cos135=8+482×(22)=12+8=20a^2 = (2\sqrt{2})^2 + 2^2 - 2 \times 2\sqrt{2} \times 2 \times \cos 135^\circ = 8 + 4 - 8\sqrt{2} \times (-\frac{\sqrt{2}}{2}) = 12 + 8 = 20
a>0a > 0より、a=20=25a = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}

3. 最終的な答え

問題6
cosθ=223\cos \theta = - \frac{2\sqrt{2}}{3}
tanθ=24\tan \theta = - \frac{\sqrt{2}}{4}
問題7
(1) S=33S = 3\sqrt{3}
(2) a=25a = 2\sqrt{5}

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