与えられた積分を計算するために、平方完成を利用します。まず、根号の中の式を平方完成します。
x2+4x+5=(x2+4x+4)+1=(x+2)2+1 したがって、積分は
∫(x+2)2+11dx となります。ここで、x+2=sinh(u) と置換します。すると、dx=cosh(u)du となります。また、 (x+2)2+1=sinh2(u)+1=cosh2(u)=cosh(u) したがって、積分は
∫cosh(u)1cosh(u)du=∫1du=u+C となります。ここで、u=sinh−1(x+2) ですから、 sinh−1(x+2)=ln((x+2)+(x+2)2+1)=ln(x+2+x2+4x+5) したがって、積分は
ln(x+2+x2+4x+5)+C となります。