問題1は、点A(2,-3)が与えられたときに、x軸に関して対称な点B、y軸に関して対称な点C、原点に関して対称な点Dの座標を求め、それぞれの点がどの象限にあるかを答える問題です。問題2は、2点間の距離を求める問題です。具体的には、(1)A(3,1), B(7,4)、(2)A(-2,3), B(1,-4)、(3)O(0,0), P(-2,-1) の距離を求めます。

幾何学座標平面対称移動2点間の距離座標
2025/7/10

1. 問題の内容

問題1は、点A(2,-3)が与えられたときに、x軸に関して対称な点B、y軸に関して対称な点C、原点に関して対称な点Dの座標を求め、それぞれの点がどの象限にあるかを答える問題です。問題2は、2点間の距離を求める問題です。具体的には、(1)A(3,1), B(7,4)、(2)A(-2,3), B(1,-4)、(3)O(0,0), P(-2,-1) の距離を求めます。

2. 解き方の手順

問題1
(1) x軸に関して対称な点Bの座標は、x座標は変わらずy座標の符号が反転するので、B(2,3)となります。点B(2,3)は、x座標もy座標も正であるため、第1象限にあります。
(2) y軸に関して対称な点Cの座標は、y座標は変わらずx座標の符号が反転するので、C(-2,-3)となります。点C(-2,-3)は、x座標もy座標も負であるため、第3象限にあります。
(3) 原点に関して対称な点Dの座標は、x座標もy座標も符号が反転するので、D(-2,3)となります。点D(-2,3)は、x座標が負、y座標が正であるため、第2象限にあります。
問題2
2点間の距離は、点A(x1,y1)(x_1, y_1)、点B(x2,y2)(x_2, y_2)のとき、以下の公式で求められます。
AB=(x2x1)2+(y2y1)2AB = \sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}
(1) A(3,1), B(7,4)の場合
AB=(73)2+(41)2=42+32=16+9=25=5AB = \sqrt{(7-3)^2 + (4-1)^2} = \sqrt{4^2 + 3^2} = \sqrt{16 + 9} = \sqrt{25} = 5
(2) A(-2,3), B(1,-4)の場合
AB=(1(2))2+(43)2=32+(7)2=9+49=58AB = \sqrt{(1-(-2))^2 + (-4-3)^2} = \sqrt{3^2 + (-7)^2} = \sqrt{9 + 49} = \sqrt{58}
(3) O(0,0), P(-2,-1)の場合
OP=(20)2+(10)2=(2)2+(1)2=4+1=5OP = \sqrt{(-2-0)^2 + (-1-0)^2} = \sqrt{(-2)^2 + (-1)^2} = \sqrt{4 + 1} = \sqrt{5}

3. 最終的な答え

問題1
(1) 点B(2,3), 第1象限
(2) 点C(-2,-3), 第3象限
(3) 点D(-2,3), 第2象限
問題2
(1) 5
(2) 58\sqrt{58}
(3) 5\sqrt{5}

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