以下の5つの問題を解きます。 問題1: 半円の下に正方形がついた図形の斜線部分の面積を求める。正方形の一辺は20cm。半円の中心は正方形の辺の中点。 問題2: 図の斜線部の面積を求める。図は正方形の中に、四隅に円の一部が描かれている。正方形の一辺は20cm。 問題3: 台形ABCDにおいて、AD//BC。対角線ACとBDの交点をOとする。△AODと△CODの面積がそれぞれ4と6であるとき、台形ABCDの面積を求める。 問題4: 図の角a~hの和は何度か。 問題5: 星形の図において、∠A+∠B+∠C+∠D+∠Eは何度か。

幾何学面積図形角度台形星形正方形
2025/7/10
はい、承知しました。それでは、問題文に記載された各問題を解いていきます。

1. 問題の内容

以下の5つの問題を解きます。
問題1: 半円の下に正方形がついた図形の斜線部分の面積を求める。正方形の一辺は20cm。半円の中心は正方形の辺の中点。
問題2: 図の斜線部の面積を求める。図は正方形の中に、四隅に円の一部が描かれている。正方形の一辺は20cm。
問題3: 台形ABCDにおいて、AD//BC。対角線ACとBDの交点をOとする。△AODと△CODの面積がそれぞれ4と6であるとき、台形ABCDの面積を求める。
問題4: 図の角a~hの和は何度か。
問題5: 星形の図において、∠A+∠B+∠C+∠D+∠Eは何度か。

2. 解き方の手順

問題1:
斜線部分は、半円の面積から三角形の面積を引いたものと、正方形の一部の面積を足したものです。
半円の半径は20/2 = 10 cm。
半円の面積は 12π(10)2=50π\frac{1}{2} \pi (10)^2 = 50\pi
三角形の面積は 12×20×10=100\frac{1}{2} \times 20 \times 10 = 100
正方形の面積は 20×20=40020 \times 20 = 400
斜線部分の面積は 50π100+(40020×10)/2=36π+12050\pi - 100 + (400 - 20\times 10)/2 = 36 \pi + 120
問題2:
正方形の面積から、円弧で囲まれた部分の面積を引けば良い。
正方形の面積は 20×20=40020 \times 20 = 400
円弧で囲まれた部分は、半径10の円の1/4の図形が4つあるので、円の面積と等しい。
円の面積は π(10/2)2=25π\pi (10/2)^2 = 25\pi
したがって斜線部分の面積は 4025π=25π2040 - 25\pi = 25\pi - 20
問題3:
△AODと△BOCは相似であり、面積比が4:Sであるとき、辺の比は 4:S\sqrt{4}:\sqrt{S}となる。
また、△AODと△CODの面積比が4:6であることから、AO:OC = 4:6 = 2:3
△AOB:△BOCも同じ比になる。△AOB = x とおくと、2:3 = x : △BOC。また△COD = 6なので、3x=4△BOCとなる。
また、△AOD:△BOC = AO^2 : OC^2 = 2^2:3^2 = 4:9なので、
△BOC=9
x = 6
台形ABCDの面積は
△AOD + △BOC + △AOB + △COD = 4 + 9 +6 + 6 = 25
問題4:
図形をよく見ると、a,b,c,dとe,f,g,hのそれぞれについて、三角形の内角の和の180度を利用できる。
a+b+c+dは、180度から直角(90度)を引いたものが2つ足されるので、和は180度。同様に、e+f+g+hも180度。
よってaからhの角度の和は180 + 180 + 180 + 180 = 720度。
問題5:
星形の各頂点の角度をA, B, C, D, Eとする。星形の内部にある五角形の内角の和は (5-2)×180° = 540°である。
五角形の各内角は、180°から星形の対応する頂点の角を2倍したものを引いたものである。
したがって、
(180° - 2A) + (180° - 2B) + (180° - 2C) + (180° - 2D) + (180° - 2E) = 540°
900° - 2(A + B + C + D + E) = 540°
2(A + B + C + D + E) = 360°
A + B + C + D + E = 180°

3. 最終的な答え

問題1: 36π + 120 cm^2
問題2: 25π - 20
問題3: 25
問題4: 720°
問題5: 180°

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