円 $x^2 + y^2 = 3$ と直線 $y = -x + 1$ の交点を求める問題です。

幾何学直線交点二次方程式連立方程式解の公式
2025/7/10

1. 問題の内容

x2+y2=3x^2 + y^2 = 3 と直線 y=x+1y = -x + 1 の交点を求める問題です。

2. 解き方の手順

円の方程式と直線の方程式を連立させて解きます。
ステップ1: 直線の方程式を円の方程式に代入します。
y=x+1y = -x + 1x2+y2=3x^2 + y^2 = 3 に代入すると、
x2+(x+1)2=3x^2 + (-x + 1)^2 = 3
ステップ2: 式を展開して整理します。
x2+(x22x+1)=3x^2 + (x^2 - 2x + 1) = 3
2x22x+1=32x^2 - 2x + 1 = 3
2x22x2=02x^2 - 2x - 2 = 0
ステップ3: 式を簡略化します。
両辺を2で割ると、
x2x1=0x^2 - x - 1 = 0
ステップ4: 二次方程式を解きます。解の公式を使用します。
x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
x=1±(1)24(1)(1)2(1)x = \frac{1 \pm \sqrt{(-1)^2 - 4(1)(-1)}}{2(1)}
x=1±1+42x = \frac{1 \pm \sqrt{1 + 4}}{2}
x=1±52x = \frac{1 \pm \sqrt{5}}{2}
ステップ5: 各xxの値に対応するyyの値を求めます。
x1=1+52x_1 = \frac{1 + \sqrt{5}}{2} のとき
y1=x1+1=1+52+1=15+22=152y_1 = -x_1 + 1 = -\frac{1 + \sqrt{5}}{2} + 1 = \frac{-1 - \sqrt{5} + 2}{2} = \frac{1 - \sqrt{5}}{2}
x2=152x_2 = \frac{1 - \sqrt{5}}{2} のとき
y2=x2+1=152+1=1+5+22=1+52y_2 = -x_2 + 1 = -\frac{1 - \sqrt{5}}{2} + 1 = \frac{-1 + \sqrt{5} + 2}{2} = \frac{1 + \sqrt{5}}{2}

3. 最終的な答え

円と直線の交点の座標は、
(1+52,152)(\frac{1 + \sqrt{5}}{2}, \frac{1 - \sqrt{5}}{2})(152,1+52)(\frac{1 - \sqrt{5}}{2}, \frac{1 + \sqrt{5}}{2})

「幾何学」の関連問題

2点 A(0, 1), B(0, -2) からの距離の比が 1:2 である点 P(x, y) の軌跡を求める問題です。

軌跡距離座標平面
2025/7/12

$\frac{\sin A}{14} = \frac{\sin B}{11} = \frac{\sin C}{9}$ が成り立つとき、$\cos A$ の値を求める問題です。

正弦定理余弦定理三角形三角比
2025/7/12

与えられた6つの不等式の表す領域をそれぞれ図示する問題です。不等式は以下の通りです。 1. $x + 3y - 3 > 0$

不等式領域グラフ平面図形
2025/7/12

## 1. 問題の内容

軌跡距離座標平面
2025/7/12

三角形ABCにおいて、$\angle BAC = 75^\circ$, $\angle ABC = 45^\circ$ であり、外接円の半径は2である。点Aから辺BCに垂線AHを下ろす。 (1) 辺A...

三角形正弦定理円周角の定理垂線面積
2025/7/12

右図の色をつけた正方形の面積を求めよ。また、この正方形の一辺の長さを $x$ cmとすると、$x$はどんな数になるか。ただし、図から、色をつけた正方形を囲む正方形の一辺の長さは2 cmとわかる。

正方形面積三平方の定理平方根
2025/7/12

三角形ABCにおいて、角BDCが70度、角ACBが80度であるとき、角ABCの大きさを求める問題です。

三角形角度内角の和外角
2025/7/12

一辺が10cmの正方形ABCDがあり、辺AD上にAP=4cmとなる点Pがある。点QはAから出発し、毎秒1cmの速さで正方形の周上をB,Cを通ってDまで移動する。Aを出発してからx秒後の三角形PAQの面...

正方形面積三角形座標幾何
2025/7/12

三角形ABCにおいて、辺ABを1:2に内分する点をM、辺BCを3:2に内分する点をNとする。線分ANとCMの交点をOとし、直線BOと辺ACの交点をPとする。三角形AOPの面積が1であるとき、三角形AB...

チェバの定理メネラウスの定理面積比三角形
2025/7/12

直角三角形ABCの内接円と各辺の接点をP, Q, Rとする。∠A=90°, BP=10, PC=3であるとき、∠RPQの大きさと内接円の半径を求める。

直角三角形内接円幾何学的性質三平方の定理
2025/7/12