## 問題の回答
以下に、画像に写っている数学の問題のうち、指定された問題の解き方と答えを示します。
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7. 2次方程式が重解を持つ条件
1. 問題の内容
2次方程式 が重解を持つとき、定数 の値とその重解を求める。
2. 解き方の手順
2次方程式が重解を持つ条件は、判別式 であること。
判別式 は、
で与えられる。
この問題の2次方程式では、, , なので、
となるのは、 すなわち のとき。
を元の2次方程式に代入すると、
したがって、重解は である。
3. 最終的な答え
, 重解
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8. 2次方程式の解の種類
1. 問題の内容
は定数とする。次の2次方程式 の解の種類を判別せよ。
2. 解き方の手順
2次方程式の解の種類は、判別式 によって決まる。
で、 のとき異なる2つの実数解、 のとき重解、 のとき異なる2つの虚数解を持つ。
この問題の2次方程式では、, , なので、
(i) のとき、 または
このとき、異なる2つの実数解を持つ。
(ii) のとき、
このとき、重解を持つ。
(iii) のとき、
このとき、異なる2つの虚数解を持つ。
3. 最終的な答え
または のとき、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、重解を持つ。
のとき、異なる2つの虚数解を持つ。
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9. 解と係数の関係
1. 問題の内容
2次方程式 の2つの解を とするとき、次の式の値を求めよ。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
解と係数の関係より、, である。
(1)
(2)
(3)
(4)
3. 最終的な答え
(1) -2
(2) -8
(3) -10
(4)
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1
0. 剰余の定理
1. 問題の内容
多項式 を で割った余りが 3, で割った余りが -5 である。 を で割った余りを求めよ。
2. 解き方の手順
剰余の定理より、, である。
を で割った余りは、1次式 で表せる。
とおくと、
この連立方程式を解くと、
したがって、余りは である。
3. 最終的な答え
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1
1. 3次方程式の解
1. 問題の内容
は実数とする。3次方程式 が を解にもつとき、定数 の値を求めよ。また、他の解を求めよ。
2. 解き方の手順
が解であるとき、係数が実数なので、共役複素数 も解である。
よって、解は , , とおける。
解と係数の関係より、
したがって、, , 他の解は である。
3. 最終的な答え
, , 他の解は
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1
2. 立体の体積
1. 問題の内容
ある立方体から、底面の縦を 1 cm, 横を 2 cm それぞれ延ばし、高さを 1 cm 縮めた直方体を作ったら、体積が 倍になった。もとの立方体の1辺の長さを求めよ。
2. 解き方の手順
もとの立方体の1辺の長さを cm とする。
直方体の縦は cm, 横は cm, 高さは cm である。
直方体の体積は 立方cm。
立方体の体積は 立方cm。
または
より、 または 。 は整数なので、
3. 最終的な答え
2 cm