問題4では、2点間の内分点、外分点、中点、そして三角形の重心の座標を求める問題です。問題5では、与えられた条件を満たす直線の方程式を求める問題です。

幾何学座標平面内分点外分点中点重心直線の方程式
2025/7/10
## 問題の回答

1. 問題の内容

問題4では、2点間の内分点、外分点、中点、そして三角形の重心の座標を求める問題です。問題5では、与えられた条件を満たす直線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

**問題4**
(1) 2点A(4), B(8)を結ぶ線分ABについて
* ① 3:2に内分する点C
内分点の公式は、C=mB+nAm+nC = \frac{mB + nA}{m+n} です。ここで、A=4A=4, B=8B=8, m=3m=3, n=2n=2 なので、
C=38+243+2=24+85=325C = \frac{3 \cdot 8 + 2 \cdot 4}{3+2} = \frac{24 + 8}{5} = \frac{32}{5}
* ② 中点M
中点の公式は、M=A+B2M = \frac{A+B}{2} です。ここで、A=4A=4, B=8B=8 なので、
M=4+82=122=6M = \frac{4+8}{2} = \frac{12}{2} = 6
(2) 2点A(-2, 5), B(6, -9)を結ぶ線分ABについて
* ① 2:1に内分する点
内分点の公式は、C=(mxB+nxAm+n,myB+nyAm+n)C = (\frac{m x_B + n x_A}{m+n}, \frac{m y_B + n y_A}{m+n}) です。ここで、A=(2,5)A=(-2,5), B=(6,9)B=(6,-9), m=2m=2, n=1n=1 なので、
C=(26+1(2)2+1,2(9)+152+1)=(1223,18+53)=(103,133)C = (\frac{2 \cdot 6 + 1 \cdot (-2)}{2+1}, \frac{2 \cdot (-9) + 1 \cdot 5}{2+1}) = (\frac{12-2}{3}, \frac{-18+5}{3}) = (\frac{10}{3}, -\frac{13}{3})
* ② 1:3に外分する点
外分点の公式は、D=(mxBnxAmn,myBnyAmn)D = (\frac{m x_B - n x_A}{m-n}, \frac{m y_B - n y_A}{m-n}) です。ここで、A=(2,5)A=(-2,5), B=(6,9)B=(6,-9), m=1m=1, n=3n=3 なので、
D=(163(2)13,1(9)3513)=(6+62,9152)=(122,242)=(6,12)D = (\frac{1 \cdot 6 - 3 \cdot (-2)}{1-3}, \frac{1 \cdot (-9) - 3 \cdot 5}{1-3}) = (\frac{6+6}{-2}, \frac{-9-15}{-2}) = (\frac{12}{-2}, \frac{-24}{-2}) = (-6, 12)
(3) 次の3点を頂点とする三角形の重心
* ① (-2, 4), (0, -3), (2, 1)
重心の公式は、G=(x1+x2+x33,y1+y2+y33)G = (\frac{x_1+x_2+x_3}{3}, \frac{y_1+y_2+y_3}{3}) です。ここで、
G=(2+0+23,43+13)=(03,23)=(0,23)G = (\frac{-2+0+2}{3}, \frac{4-3+1}{3}) = (\frac{0}{3}, \frac{2}{3}) = (0, \frac{2}{3})
* ② (-1, 4), (3, 2), (4, -3)
重心の公式は、G=(x1+x2+x33,y1+y2+y33)G = (\frac{x_1+x_2+x_3}{3}, \frac{y_1+y_2+y_3}{3}) です。ここで、
G=(1+3+43,4+233)=(63,33)=(2,1)G = (\frac{-1+3+4}{3}, \frac{4+2-3}{3}) = (\frac{6}{3}, \frac{3}{3}) = (2, 1)
**問題5**
(1) 点(2, 4)を通り、傾きが3の直線
直線の式は、y=mx+by = mx + b で表されます。ここで、mmは傾き、bbはy切片です。点(2, 4)を通るので、4=32+b4 = 3 \cdot 2 + b より、b=46=2b = 4 - 6 = -2。したがって、y=3x2y = 3x - 2
(2) 点(4, 6)を通り、x軸に垂直な直線
x軸に垂直な直線は、x=cx = c の形で表されます。点(4, 6)を通るので、x=4x = 4
(3) 2点(1, 1), (3, 5)を通る直線
傾き m=y2y1x2x1=5131=42=2m = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1} = \frac{5-1}{3-1} = \frac{4}{2} = 2
直線の式は、y=2x+by = 2x + b と表されます。点(1, 1)を通るので、1=21+b1 = 2 \cdot 1 + b より、b=12=1b = 1 - 2 = -1。したがって、y=2x1y = 2x - 1
(4) x切片が5, y切片が-2である直線
x切片が5なので、点(5, 0)を通ります。y切片が-2なので、点(0, -2)を通ります。
傾き m=2005=25=25m = \frac{-2 - 0}{0 - 5} = \frac{-2}{-5} = \frac{2}{5}
直線の式は、y=25x2y = \frac{2}{5}x - 2

3. 最終的な答え

**問題4**
(1) ① C = 32/5
② M = 6
(2) ① C = (10/3, -13/3)
② D = (-6, 12)
(3) ① G = (0, 2/3)
② G = (2, 1)
**問題5**
(1) y = 3x - 2
(2) x = 4
(3) y = 2x - 1
(4) y = (2/5)x - 2

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