この問題は、2つの数列 $\{a_n\}$ と $\{b_n\}$ に関する問題です。 (1) 数列 $\{a_n\}$ が漸化式 $a_0 = 0$, $a_{n+1} = \frac{3}{2} a_n + 3$ ($n=1, 2, 3, \dots$) で定義されているとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めます。 (2) 数直線上の点 $A_n$ の座標 $a_n$ が、 $a_1 = \frac{2}{3}$ であり、線分 $OA_n$ を $1:2$ に内分する点が $A_{n+1}$ であるとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めます。また、数列 $\{b_n\}$ が点 $B_n$ の座標として定義される漸化式とその一般項、和を求めます。
2025/7/10
1. 問題の内容
この問題は、2つの数列 と に関する問題です。
(1) 数列 が漸化式 , () で定義されているとき、数列 の一般項を求めます。
(2) 数直線上の点 の座標 が、 であり、線分 を に内分する点が であるとき、数列 の一般項を求めます。また、数列 が点 の座標として定義される漸化式とその一般項、和を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
漸化式 を解きます。
まず、 より、。
次に、漸化式を変形します。 となる を見つけます。
より、 となるので、, 。
よって、。
数列 は、初項 , 公比 の等比数列。
よって、, 。
(2)
であり、線分 を に内分する点が なので、 。
よって、。
より、数列 は、初項 , 公比 の等比数列。
よって、。
次に、点 は線分 の中点なので、。
よって、。
, 。
とおくと、。
。
。
が成り立つ。
3. 最終的な答え
(1)
ア: 3
イ: 6
ウ: 6
エ: 2/9
オ: 1/3
カ: 1
キ: 3
ク: 2
ケ: 3
コ:2
シ: 1
ス: 2
セ:1
ソ:2
タ:0
チ:1
ツ:2
テ:3
ト:1
ニ:2
ヌ:n
ネ:2
ノ:n
ハ:2
ヒ:0
フ:0