## 1. 問題の内容

幾何学立方体空間図形ピタゴラスの定理面積三平方の定理
2025/7/10
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1. 問題の内容

与えられた立方体ABCD-EFGHについて、以下の問いに答える。ただし、立方体の各辺の長さは5である。
(1) 線分CEの長さを求める。
(2) 三角形CEFの面積を求める。
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2. 解き方の手順

(1) CEの長さを求める。
CEは立方体の対角線である。直角三角形ACEを考える。
ACの長さは、直角三角形ABCの斜辺であるから、ピタゴラスの定理より、
AC=AB2+BC2=52+52=50=52AC = \sqrt{AB^2 + BC^2} = \sqrt{5^2 + 5^2} = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}
次に、直角三角形ACEについてピタゴラスの定理を用いると、
CE=AC2+AE2=(52)2+52=50+25=75=53CE = \sqrt{AC^2 + AE^2} = \sqrt{(5\sqrt{2})^2 + 5^2} = \sqrt{50 + 25} = \sqrt{75} = 5\sqrt{3}
(2) 三角形CEFの面積を求める。
三角形CEFは、底辺をEFとすると、高さはCEからEFに下ろした垂線となる。
CEFの面積を求めるには、まずCFの長さを求める。直角三角形CGFにおいて、ピタゴラスの定理より
CF=CG2+GF2=52+52=50=52CF = \sqrt{CG^2 + GF^2} = \sqrt{5^2 + 5^2} = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}
次に、三角形CEFの面積を求める。
三角形CEFの3辺の長さは、CE = 535\sqrt{3}、EF = 5、CF = 525\sqrt{2}である。
ヘロンの公式を用いて三角形の面積を求める。
s = (CE + EF + CF)/2 = (535\sqrt{3} + 5 + 525\sqrt{2})/2 = 5(3\sqrt{3} + 1 + 2\sqrt{2})/2
三角形CEFの面積Sは、
S=s(sCE)(sEF)(sCF)=52(3+1+2)52(3+1+2)52(3+12)52(31+2)S = \sqrt{s(s-CE)(s-EF)(s-CF)} = \sqrt{\frac{5}{2}(\sqrt{3}+1+\sqrt{2}) \cdot \frac{5}{2}(-\sqrt{3}+1+\sqrt{2}) \cdot \frac{5}{2}(\sqrt{3}+1-\sqrt{2}) \cdot \frac{5}{2}(\sqrt{3}-1+\sqrt{2}) }
=(52)2(1+2)233(12)2=254(1+22+23)(3(122+2))=25422(22)=2548=25422=2522 = (\frac{5}{2})^2 \sqrt{ (1+\sqrt{2})^2 - 3 } \sqrt{ 3-(1-\sqrt{2})^2 } = \frac{25}{4} \sqrt{ (1+2\sqrt{2}+2-3)(3-(1-2\sqrt{2}+2))} = \frac{25}{4} \sqrt{2\sqrt{2} (2\sqrt{2})} = \frac{25}{4}\sqrt{8} = \frac{25}{4} 2\sqrt{2} = \frac{25\sqrt{2}}{2}
しかし、点Hから線分EFに下ろした垂線がCGに平行で、その長さは5であることに着目すると、
三角形CEFの面積は、底辺EF = 5、高さCG = 5であるから、
S=12EFCG=1255=252S = \frac{1}{2} \cdot EF \cdot CG = \frac{1}{2} \cdot 5 \cdot 5 = \frac{25}{2}
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3. 最終的な答え

(1) CE=53CE = 5\sqrt{3}
(2) 三角形CEFの面積は 252\frac{25}{2}

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