直線 $3x - y + 2 = 0$ に関して、点 $A(-4, 0)$ と対称な点 $B$ の座標を求めます。

幾何学座標平面直線対称性連立方程式
2025/7/10

1. 問題の内容

直線 3xy+2=03x - y + 2 = 0 に関して、点 A(4,0)A(-4, 0) と対称な点 BB の座標を求めます。

2. 解き方の手順

BB の座標を (p,q)(p, q) とします。
線分 ABAB の中点を MM とすると、MM の座標は (4+p2,0+q2)(\frac{-4+p}{2}, \frac{0+q}{2}) 、つまり (p42,q2)(\frac{p-4}{2}, \frac{q}{2}) です。
MM は直線 3xy+2=03x - y + 2 = 0 上にあるので、
3(p42)q2+2=03(\frac{p-4}{2}) - \frac{q}{2} + 2 = 0
これを整理すると、
3p122q2+2=0\frac{3p-12}{2} - \frac{q}{2} + 2 = 0
3p12q+4=03p - 12 - q + 4 = 0
3pq8=03p - q - 8 = 0
3pq=83p - q = 8 ...(1)
また、直線 ABAB は直線 3xy+2=03x - y + 2 = 0 と垂直なので、それぞれの傾きの積が -1 となります。
直線 ABAB の傾きは q0p(4)=qp+4\frac{q-0}{p-(-4)} = \frac{q}{p+4} であり、直線 3xy+2=03x - y + 2 = 0 の傾きは 3 です。
したがって、qp+4×3=1\frac{q}{p+4} \times 3 = -1
3q=p43q = -p - 4
p+3q=4p + 3q = -4 ...(2)
(1) と (2) の連立方程式を解きます。
(1) より q=3p8q = 3p - 8 。これを(2)に代入すると、
p+3(3p8)=4p + 3(3p - 8) = -4
p+9p24=4p + 9p - 24 = -4
10p=2010p = 20
p=2p = 2
これを(1)に代入すると、
3(2)q=83(2) - q = 8
6q=86 - q = 8
q=2q = -2
したがって、点 BB の座標は (2,2)(2, -2) です。

3. 最終的な答え

点Bの座標は (2,2)(2, -2) です。

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