点Pのx座標を t とする。点Pは直線 y=21x+10 上にあるので、点Pの座標は (t,21t+10) と表せる。 PQRSは長方形なので、点Qの座標は (t,0) となる。 また、正方形なので、PQの長さとQRの長さは等しい。
PQの長さはPのy座標に等しいので、21t+10 である。 QRの長さは、RSの長さに等しく、RSはSのy座標である。
点Sは直線 y=−x+8 上にある。点Sのy座標はPQの長さに等しいので、Sのy座標は21t+10 である。 点Sの座標は (s,21t+10) と表せる。この点が y=−x+8 上にあるので、 21t+10=−s+8 s=−21t−2 点Rのx座標はSのx座標に等しく、点Rのy座標は0なので、点Rの座標は (−21t−2,0) である。 点Qのx座標は t であり、点Rのx座標は −21t−2 であるので、QRの長さは ∣−21t−2−t∣=∣−23t−2∣ PQの長さとQRの長さは等しいので、
21t+10=∣−23t−2∣ (i) −23t−2≥0 のとき、t≤−34 21t+10=−23t−2 これは t≤−34 を満たす。 (ii) −23t−2<0 のとき、t>−34 21t+10=23t+2 これは t>−34 を満たす。 点Pのx座標は −20≤t≤−34 の範囲にあるので、(i) の t=−6 のみ条件を満たす。 したがって、点Pのx座標は −6 である。点Pのy座標は 21(−6)+10=−3+10=7 である。