与えられた直角三角形ABCにおいて、角Bが30度、辺BCの長さが8である。このとき、辺ABの長さxと、点Aから辺BCに下ろした垂線の長さyを求める問題である。

幾何学直角三角形三角比sincos辺の長さ
2025/7/10

1. 問題の内容

与えられた直角三角形ABCにおいて、角Bが30度、辺BCの長さが8である。このとき、辺ABの長さxと、点Aから辺BCに下ろした垂線の長さyを求める問題である。

2. 解き方の手順

直角三角形ABCにおいて、BAC=90\angle BAC = 90^\circABC=30\angle ABC = 30^\circ、BC = 8である。
まず、sin\sin の定義より、
sin(ABC)=ACBC\sin(\angle ABC) = \frac{AC}{BC}
sin(30)=AC8\sin(30^\circ) = \frac{AC}{8}
12=AC8\frac{1}{2} = \frac{AC}{8}
AC=4AC = 4
次に、cos\cos の定義より、
cos(ABC)=ABBC\cos(\angle ABC) = \frac{AB}{BC}
cos(30)=AB8\cos(30^\circ) = \frac{AB}{8}
32=x8\frac{\sqrt{3}}{2} = \frac{x}{8}
x=43x = 4\sqrt{3}
したがって、ABの長さは434\sqrt{3}である。
点AからBCに下ろした垂線の足をDとする。三角形ABDにおいて、
sin(ABD)=ADAB\sin(\angle ABD) = \frac{AD}{AB}
sin(30)=y43\sin(30^\circ) = \frac{y}{4\sqrt{3}}
12=y43\frac{1}{2} = \frac{y}{4\sqrt{3}}
y=23y = 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

x = 434\sqrt{3}
y = 232\sqrt{3}

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