双曲線 $x^2 - 2y^2 = 2$ と直線 $y = 2x + k$ が異なる2点で交わるような定数 $k$ の値の範囲を求める問題です。

代数学双曲線直線交点二次方程式判別式
2025/7/10

1. 問題の内容

双曲線 x22y2=2x^2 - 2y^2 = 2 と直線 y=2x+ky = 2x + k が異なる2点で交わるような定数 kk の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

双曲線 x22y2=2x^2 - 2y^2 = 2 と直線 y=2x+ky = 2x + k の交点を求めるため、y=2x+ky = 2x + kx22y2=2x^2 - 2y^2 = 2 に代入します。
x22(2x+k)2=2x^2 - 2(2x + k)^2 = 2
x22(4x2+4xk+k2)=2x^2 - 2(4x^2 + 4xk + k^2) = 2
x28x28xk2k2=2x^2 - 8x^2 - 8xk - 2k^2 = 2
7x28xk2k22=0-7x^2 - 8xk - 2k^2 - 2 = 0
7x2+8xk+2k2+2=07x^2 + 8xk + 2k^2 + 2 = 0
この2次方程式が異なる2つの実数解を持つ条件は、判別式 D>0D > 0 であることです。
D=(8k)24(7)(2k2+2)=64k228(2k2+2)=64k256k256=8k256D = (8k)^2 - 4(7)(2k^2 + 2) = 64k^2 - 28(2k^2 + 2) = 64k^2 - 56k^2 - 56 = 8k^2 - 56
D>0D > 0 より
8k256>08k^2 - 56 > 0
8k2>568k^2 > 56
k2>7k^2 > 7
k<7k < -\sqrt{7} または k>7k > \sqrt{7}

3. 最終的な答え

k<7k < -\sqrt{7}, k>7k > \sqrt{7}

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