この問題は、様々な数学の問題に答えるものです。内容は、2点間の距離、線分の内分点・外分点、三角形の重心、直線の方程式、2直線の関係、点と直線の距離、円の方程式、円の接線など多岐に渡ります。

幾何学2点間の距離内分点外分点重心直線の方程式2直線の関係点と直線の距離円の方程式円の接線
2025/7/10

1. 問題の内容

この問題は、様々な数学の問題に答えるものです。内容は、2点間の距離、線分の内分点・外分点、三角形の重心、直線の方程式、2直線の関係、点と直線の距離、円の方程式、円の接線など多岐に渡ります。

2. 解き方の手順

各問題について、順に解き方を説明します。
(1) 2点間の距離の公式は d=(x2x1)2+(y2y1)2d = \sqrt{(x_2-x_1)^2 + (y_2-y_1)^2} です。
点A(2, -1), B(4, 3) の距離ABは、
AB=(42)2+(3(1))2=22+42=4+16=20=25AB = \sqrt{(4-2)^2 + (3-(-1))^2} = \sqrt{2^2 + 4^2} = \sqrt{4 + 16} = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
原点O(0, 0)と点A(2, -1) の距離OAは、
OA=(20)2+(10)2=22+(1)2=4+1=5OA = \sqrt{(2-0)^2 + (-1-0)^2} = \sqrt{2^2 + (-1)^2} = \sqrt{4 + 1} = \sqrt{5}
(2) 線分ABを m:nm:n に内分する点の座標は、 (nx1+mx2m+n,ny1+my2m+n)(\frac{nx_1 + mx_2}{m+n}, \frac{ny_1 + my_2}{m+n}) です。
A(-1, 6), B(4, 1) を 3:2 に内分する点の座標は、
(2(1)+3(4)3+2,2(6)+3(1)3+2)=(2+125,12+35)=(105,155)=(2,3)(\frac{2(-1) + 3(4)}{3+2}, \frac{2(6) + 3(1)}{3+2}) = (\frac{-2 + 12}{5}, \frac{12 + 3}{5}) = (\frac{10}{5}, \frac{15}{5}) = (2, 3)
(3) 線分ABを m:nm:n に外分する点の座標は、 (nx1+mx2mn,ny1+my2mn)(\frac{-nx_1 + mx_2}{m-n}, \frac{-ny_1 + my_2}{m-n}) です。
A(-3, 2), B(4, 5) を 2:3 に外分する点の座標は、
(3(3)+2(4)23,3(2)+2(5)23)=(9+81,6+101)=(171,41)=(17,4)(\frac{-3(-3) + 2(4)}{2-3}, \frac{-3(2) + 2(5)}{2-3}) = (\frac{9 + 8}{-1}, \frac{-6 + 10}{-1}) = (\frac{17}{-1}, \frac{4}{-1}) = (-17, -4)
線分ABの中点の座標は、(x1+x22,y1+y22)(\frac{x_1 + x_2}{2}, \frac{y_1 + y_2}{2}) です。
A(-3, 2), B(4, 5) の中点の座標は、
(3+42,2+52)=(12,72)(\frac{-3 + 4}{2}, \frac{2 + 5}{2}) = (\frac{1}{2}, \frac{7}{2})
(4) 三角形ABCの重心の座標は、 (x1+x2+x33,y1+y2+y33)(\frac{x_1 + x_2 + x_3}{3}, \frac{y_1 + y_2 + y_3}{3}) です。
A(1, 1), B(5, 2), C(3, 4) の重心の座標は、
(1+5+33,1+2+43)=(93,73)=(3,73)(\frac{1 + 5 + 3}{3}, \frac{1 + 2 + 4}{3}) = (\frac{9}{3}, \frac{7}{3}) = (3, \frac{7}{3})
(5) 点 (x1,y1)(x_1, y_1) を通り、傾き mm の直線の方程式は、yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) です。
点(1, -3) を通り、傾きが2の直線の方程式は、
y(3)=2(x1)    y+3=2x2    y=2x5y - (-3) = 2(x - 1) \implies y + 3 = 2x - 2 \implies y = 2x - 5
(6) 2点 (x1,y1),(x2,y2)(x_1, y_1), (x_2, y_2) を通る直線の方程式は、yy1=y2y1x2x1(xx1)y - y_1 = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}(x - x_1) です。
(3, 2), (5, 6)を通る直線の方程式は、
y2=6253(x3)    y2=42(x3)    y2=2(x3)    y2=2x6    y=2x4y - 2 = \frac{6 - 2}{5 - 3}(x - 3) \implies y - 2 = \frac{4}{2}(x - 3) \implies y - 2 = 2(x - 3) \implies y - 2 = 2x - 6 \implies y = 2x - 4
(7) 2点 (3, -1), (3, 4) を通る直線の方程式は、x座標が同じなので、x=3x = 3
(8) (i) y=4x+1y = 4x + 1x=14y14x = \frac{1}{4}y - \frac{1}{4}、これはy=4x+1y = 4x+1と同じなので、一致する。
(ii) y=3x1y = 3x - 1x+3y+2=0    3y=x2    y=13x23x + 3y + 2 = 0 \implies 3y = -x - 2 \implies y = -\frac{1}{3}x - \frac{2}{3}。傾きの積は 3×(13)=13 \times (-\frac{1}{3}) = -1 なので、垂直。
(iii) 2x+3y=32x + 3y = 34x+6y=54x + 6y = 54x+6y=2(2x+3y)=2(3)=654x+6y = 2(2x+3y) = 2(3) = 6 \ne 5。なので平行で一致しない。
(10) 点 (x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離は、 d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}} です。
点 (1, -2) と直線 3x+4y+4=03x + 4y + 4 = 0 の距離は、
d=3(1)+4(2)+432+42=38+49+16=125=15d = \frac{|3(1) + 4(-2) + 4|}{\sqrt{3^2 + 4^2}} = \frac{|3 - 8 + 4|}{\sqrt{9 + 16}} = \frac{|-1|}{\sqrt{25}} = \frac{1}{5}
(11) 中心が (2, 3), 半径が4の円の方程式は、 (x2)2+(y3)2=42=16(x - 2)^2 + (y - 3)^2 = 4^2 = 16
(12) 方程式 x2+y26x+2y6=0x^2 + y^2 - 6x + 2y - 6 = 0 を変形します。
(x26x)+(y2+2y)=6(x^2 - 6x) + (y^2 + 2y) = 6
(x26x+9)+(y2+2y+1)=6+9+1(x^2 - 6x + 9) + (y^2 + 2y + 1) = 6 + 9 + 1
(x3)2+(y+1)2=16=42(x - 3)^2 + (y + 1)^2 = 16 = 4^2
中心は (3, -1) で、半径は4です。
(13) 円 x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式は、x1x+y1y=r2x_1x + y_1y = r^2 です。
x2+y2=10x^2 + y^2 = 10 上の点 P(3, 1) における接線の方程式は、3x+1y=10    3x+y=103x + 1y = 10 \implies 3x + y = 10

3. 最終的な答え

ア: 252\sqrt{5}
イ: 5\sqrt{5}
ウ: (2, 3)
エ: (-17, -4)
オ: (12\frac{1}{2}, 72\frac{7}{2})
カ: (3, 73\frac{7}{3})
キ: y=2x5y = 2x - 5
ク: y=2x4y = 2x - 4
ケ: x=3x=3
コ: ③
サ: ②
シ: ①
ス: 15\frac{1}{5}
セ: 2
ソ: 3
タ: 16
チ: (3, -1)
ツ: 4
テ: 3x+y=103x + y = 10

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