円の中心の座標を (r,r) とする。ここで、r は円の半径である。なぜなら、円が x 軸と y 軸に接しているので、中心の座標は (r,r) と表せる。また、r>0 である。 次に、円の中心 (r,r) と直線 3x+4y−12=0 の距離が円の半径 r に等しいことを利用する。点と直線の距離の公式より、 \frac{|3r + 4r - 12|}{\sqrt{3^2 + 4^2}} = r
\frac{|7r - 12|}{\sqrt{9 + 16}} = r
\frac{|7r - 12|}{\sqrt{25}} = r
\frac{|7r - 12|}{5} = r
絶対値を外して考える。
場合1: 7r−12≥0 つまり r≥712 のとき 57r−12=r 7r−12=5r これは r≥712 を満たす。 場合2: 7r−12<0 つまり r<712 のとき 5−(7r−12)=r −7r+12=5r これは r<712 を満たす。 したがって、r=1 または r=6 である。 円の方程式は (x−r)2+(y−r)2=r2 なので、r=1 のとき (x−1)2+(y−1)2=1、r=6 のとき (x−6)2+(y−6)2=36。