4枚のカード(1, 2, 3, 4)から2枚を引いて2桁の整数を作る。引いたカードは元に戻さない。 (1) 2桁の整数が奇数となる確率を求める。 (2) 2桁の整数が3の倍数となる確率を求める。
2025/7/11
1. 問題の内容
4枚のカード(1, 2, 3, 4)から2枚を引いて2桁の整数を作る。引いたカードは元に戻さない。
(1) 2桁の整数が奇数となる確率を求める。
(2) 2桁の整数が3の倍数となる確率を求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、可能な2桁の整数が何通りあるか考える。
1枚目に引くカードは4通り、2枚目に引くカードは残りの3通りなので、合計 通りの2桁の整数が作れる。
次に、奇数となる場合を考える。2桁の整数が奇数となるのは、一の位が奇数(1または3)の場合である。
一の位が1の場合:十の位は2, 3, 4のいずれかであるから3通り。
一の位が3の場合:十の位は1, 2, 4のいずれかであるから3通り。
したがって、奇数となる2桁の整数は 通りである。
よって、奇数となる確率は である。
(2)
可能な2桁の整数は12通りである。3の倍数となる場合を調べる。
作れる2桁の整数は以下の通り。
12, 13, 14
21, 23, 24
31, 32, 34
41, 42, 43
このうち、3の倍数となるのは、12, 21, 24, 33, 42。問題文より、同じカードは使えないので、33は除外。よって、12, 21, 24, 42の4通り。
したがって、3の倍数となる確率は である。
3. 最終的な答え
(1) 1/2
(2) 1/3